
「靴紐がめんどくさくて、シューズ投げ捨てたくなる人、集合!」……って、これ僕のことだった。
朝の“ちょっとした面倒”が、意外とでかい問題なんだよ。
ランニングウェアを着て玄関に向かい──さあ、今日も走るぞ。
そう思った瞬間、僕のやる気にブレーキをかけるものがある。
それは、靴ひも。

しゃがんで、結んで、ギュッと締めて……ああ、なんかもうダルい。
しかもたまに失敗して、結び直したりするあの時間。
どんなに最新モデルのシューズを履いてても、この「しゃがみタイム」だけは昭和のまま。
「靴って、いつまでひもに頼る気なんだ?」
僕のランニングシューズには“儀式”がある。
そんな僕には、新しいシューズを買ったら必ずやる一つの儀式がある。
それは──靴ひもの交換。
僕が全幅の信頼を寄せているのは、結ばない靴ひも「CATERPY(キャタピ)」のRUN+。

あまりにも信頼してるから、うちの下駄箱にある普段履き4足すべてがキャタピ仕様になっている。
もはや“布団にシーツを敷く”くらいの感覚で、靴にはキャタピ。
キャタピって、何者?

Amazonでポチッとしたキャタピは、翌日ポストに届いた。
封筒よりも小さなパッケージの中には、2本の不思議な靴ひも。
取り出してみると──

小芋みたいなコブが連なってる。
で、この小芋、引っ張るとグニューっと伸びて、細くなる。
その細くなったタイミングで靴の穴に通して、手を離すと「元の大きさ」に戻る。

つまり、結ばなくても“その場所”にピタッと止まる設計なのだ。
このコブが適度に伸縮するから、履き心地はやわらかく、でもホールド感はちゃんとある。
足が“ギュッと包まれてる”感じ。
しかも、脱ぎ履きはスリッポンのごとし。


装着Tips:靴ひもを外すのは片足ずつ、ね。
実際に交換してみる。
このときの注意点はひとつだけ──
「両足一気にひもを外すな」
どんな風にひもが通ってたか、確実に迷子になるから。
片足ずつやるのが鉄則。右を見ながら左を通す、みたいな感じでOK。

キャタピの通し方にもコツがあって、小芋を引っ張ってシュッと細くしてから穴に通すとラク。
スコッスコッスコッと気持ちよく入って、クセになるレベル。
取り付け自体は30分もかからない。
最後に余った先端をちょっと出して終了──もう、結ばなくていいのだ。
走り出したら分かる、その進化。

さあ、新しいボンダイ9にキャタピを装着して走り出す。
足を突っ込んだ瞬間、もうスタートできる。
しゃがむ必要も、ひもをさわる必要もない。
これはまさに、「駅に着いたらちょうど電車が来てた」感覚。ノンストップ感が最高だね。

そして、走ってみると……
ふつうの靴ひもより、ホールド感がいい。
しかも、足が動く部分はしっかり伸びる。圧迫はないけど密着はある。

この「自由なのに守られてる」感覚がすごい。
あのソフトな履き心地のボンダイ9が、さらに雲っぽくなってる。
着地の衝撃がフワッと減って、足が笑ってた。たぶん。
最大の恩恵は“脱ぐとき”に来る。

キャタピの神髄は、走った後にあらわれる。
疲れ切って玄関にたどり着いたとき、「あ〜ひもほどくのダル…」っていうアレ。
もう、ない。
足をズボッと抜くだけで終わる。たまらんね。
靴ひもをほどかないまま、無理やり脱いでしまうという暴挙もなくなるんだ。
ただし、ガチ勢にはおすすめしない。
唯一の注意点は、「完全な固定」ではないということ。
シューズの中で微妙に“遊び”があるぶん、ガチで走りたいランナーにとっては、力の伝達がややロスるかもしれない。
でも、僕みたいに「走るのは気持ちよさを楽しむため」っていう人には、ベストな選択肢だ。
キャタピは、“走る気持ち”をちょっとだけ軽くしてくれる。

これでまた、ランニングへのハードルがひとつ下がった。
「シューズを履くのが面倒だから行きたくない」っていう朝が、少し減る。
これだけやってるんだから、二度寝するなよ俺!頼んだぞ!!





