3キロ走って5分休めば無限に走れる説|バンテリンドームで21キロ試してきた

2026-06-10

実はこないだ、無限に走り続けられる方法を見つけてしまった。

暑い日は走れない。長い距離を走るとすぐヘロヘロになる。気合いで押し切るランニングは、できればもうやりたくない。

だったら、休みながら走ればいいんじゃないか。

無限ランニング理論を思いついた

バックヤードウルトラという耐久力を競う狂気のマラソンを、ほんの入り口だけ体験してみた。そしたら、2時間のジョギングの最中に5分間寝転ぶと、3キロ分のダメージが消えることが分かった。

ってことは、3キロ走って5分寝転がって休めば、無限に走り続けられるのではないか。

小学4年生が思いつきそうな無限ランニング理論である(笑)

果たしてどれだけ楽に走り続けられるのか。

思い立ったら試さずにはいられない。

ただ問題があった。

いつも走っている矢田川のコースだと、休む場所が限られていて、自分の好きなタイミングでは休めない。

3キロ走ってすぐに寝転がれて、誰の迷惑にもならない場所ってないだろうか?

バンテリンドームなら休みながら走れる

探してみたところ、バンテリンドームが最適なのではという結論に至った。

ドームのデッキには、1周700メートルのランニングコースが設定されている。広い走路があり、背もたれに最適な柱が続き、日差しをさえぎる屋根もある。

休みながら走り続けるには、これ以上ない場所だった。

しかも僕のホーム大曽根にある。

これはもう、バンテリンドームで耐久の限りを尽くすしかない。

というわけで走りに行ってきた。

目標は21キロ。

ハーフマラソンを2時間半でヘロヘロになる僕には大きな壁である。自分にとってきつめの21キロを楽勝で走れたら、この作戦を本物と認定しよう。

3キロ走って5分休む

走り出した。

心拍数は130くらい。つまり、スロージョグである。できるだけ出力を抑えて、ダメージを残さないように徹する。

最初の3キロがきた。

わりかしあっという間である。

タイマーを5分にセットして、柱を背にして休む。寝てしまえれば最大限に回復するのだろうけど、そんなに簡単に寝られるわけもない。

僕の横を通りすぎるランナーの足音が聞こえる。

5分がたった。

アラームの音が鳴り響く。

さて、2本目のスタートである。

休んだ効果は大きかったのかな。軽い足取りで進んでいく。

3本、4本と続けても、景色は全く変わらない。

柱が流れて、また同じ場所に戻ってくる。

気づいたことといえば、ドアラは左打ちだったということくらい。

16キロで体の声が聞こえた

6本目、15キロを過ぎたころ、猛烈にお腹が空いてきた。

そろそろ補給の時間かな。

ドームのすぐ近くにあるファミマを目指した。

アンパンとミルクティーを買って腹にぶちこむ。

またドームの周回コースへ戻る途中で、体の声が聞こえた。

「そろそろ走るのやめよっか」

16キロくらいだったと思う。

泥沼に足を取られて、前に進めないような重さが出てきた。

ガーミンを見ると、ジョグなのに心拍数が160を越えていた。つまり、全力疾走に近いくらいの数値。

3キロ走って5分休めば無限作戦は、あっけなく16キロで終わったようだ。

あと5キロ、せっかくだから乗り越えていこう。

思ったほど崩れることはなかった。脚が股関節からもげるような痛みもなく、21キロを走り終えた。

たしかに楽だった。

そりゃそうか、休んでるからね。

そして時間がかかった。

3時間40分。ハーフマラソンの大会なら楽勝で失格である。

そりゃそうだ、昼寝してるからね。

ジョグなのに心拍数が上がったら撤収でいい

分かったことが二つある。

一つ目は、「そろそろやめとけ」には明確なサインがあるということ。

心拍数が突然高くなって、脚が沼の中に入ったような感覚になる。そこから先は、根性を鍛える領域になる。

僕は根性なしで全然OK(笑)

楽して長い距離を走れればいいから、ジョグなのに心拍数が上がってきたら撤収でいい。トレーニング効果を考えると、そのタイミングが一番コスパがいいのだと思う。

もう一つは、思ったより距離が伸びなかったこと。

休みながら走っても、走り続けた場合と疲労度は3キロ分くらいしか違わないのではないか。そんな気がした。

だったら、休んで無駄に長い時間をかけるよりも、走り続けて心拍数が上がり始めたタイミングでさっさと撤収するのがいいのかもしれない。

無限には走れなかった

無限に走り続ける作戦は、しょっぱい結果に終わってしまった。

まぁ、そんなの小4が考えるようなことだから、最初から分かっていた。

収穫は、涼しいバンテリンドームでそんなにダメージなく21キロを走れたこと。

あっ、もう一つ分かったことがあった。

もしかしたら真夏でも、バンテリンドームならランニングできそうだ。

無限には走れなかった。

けれど、真夏の逃げ場は見つけた。

◆長く走り続けるのが目標なんですよ君は「バックヤードウルトラ」を知っているか?|狂気の耐久マラソンを2本だけ走ってみた

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