
ここ最近、体がダルくて疲れが抜けない。
まるで曇り空がずっと頭の上に居座っているよう。
夏の終わり、毎年恒例の風邪
夏の終わりの悪魔がそろそろ来るのかと身構えていたら――やっぱり来た。風邪である。
毎年この時期になると必ず風邪をひく。もう年中行事みたいなもの。ほかの季節はバラバラなのに、なぜか夏の終わりだけはきっちり風邪をひく。
やっぱり、夏の暑さは思っている以上に体にダメージを残しているのかもしれない。
薬より免疫力に頼る
熱はないが、関節がビキビキと痛み、咳と痰が止まらない。外に出る元気もない。
今日は偶然にも仕事が休み。元気だったらどこか遊びに行くつもりだったが、あまりにもダルくて家でゴロゴロする一日に決めた。

こんなとき、あなたは何を飲む?風邪薬?
僕は風邪薬はできるだけ飲まない。
体が自力でウイルスと戦っているのを邪魔したくないから。咳、痰、鼻水、くしゃみ――全部ウェルカム。免疫機能をフル稼働させて早く治すのが一番だと思っている。
頼りにするのは栄養ドリンク

ただし、栄養ドリンクだけは飲む。
ウイルスとの戦いに疲れ果てている体には、エネルギーの補給が必要だからね。
コンビニに行き、一番高いやつを手に取る。今回は1500円の「ユンケルローヤルF」。
10種類の生薬配合で肉体疲労、病中病後、発熱性消耗性疾患などに効くらしい。まさに風邪ひきさんにピッタリ。

小瓶に入った50mlをグイッと飲む。
ドロッとした感触からカルピスのような甘みを感じ、次の瞬間ビリビリっと舌に刺激が走る。さすが10種の生薬。体が内側から熱くなってくる。
血行を促して体調を底上げしてくれる、そんな効果があるとどこかで聞いたことがある。
効くかどうかは医学的には証明されてないけど、自分には効いた気がする。プラセボ効果ってやつかな。だから僕にとっては裏技なんだよね(笑)
若き日の思い出

思い返せば若いころ、5000円くらいの高級栄養ドリンクを飲んでマラソン大会に出ていたこともある。
中には持久力を上げる禁止薬物まがいの成分が含まれているものもあって、「少しでも楽に走れないか」と姑息な考えをしていた。
もし僕がトップ選手だったら出場停止になっていたかもしれない。ま、草マラソン大会で最下位をウロウロしている僕には関係ない話だけど(笑)
明日は今日より良くなると信じて
栄養ドリンクをぶち込んで、美味しいものを腹いっぱい食べて寝る。
明日は今日よりきっと良くなる――そう信じて、おやすみなさい。