
やっぱり最後はこいつに戻ってきた。
――Vコーン。僕にとっては世界最強のペンだ。
ペン探しの旅とVコーンとの再会
これまで「スケッチに最適な一本」を探して、あれこれ試してきた。だけど、結局トドメを刺すペンはいつもこいつ。
いや、正確に言うと「見つけた」というより、分かっていながら避けていたのかもしれない。
だって、一度Vコーンを使ってしまえば、もう他の選択肢が存在しなくなる。ペン探しの旅が終わってしまうから、つまらなくなるんだ。

若いころ、僕は文字を大量に書き殴る仕事をしていて、とにかく“楽にたくさん書けるペン”を探し回っていた。
いろんなペンをあれこれ使いまくって、やっぱり最後にたどり着くのは、いつもVコーン。正直なところ、選ぶのがめんどくさくなって、手に取るって感じかな。
今でこそ「万年筆のような書きごこち」とか偉そうに言っているけど、当時は万年筆なんて触ったこともなかった。ただ、サラッとした書き味と濃い黒が、確かに仕事を楽にしてくれた記憶がある。
無骨なルックスと怪物の中身

圧倒的に濃い黒。少々の雨なら平気な耐水性。羽で紙を触るように書けば、きれいな線が出てくる。全てにおいてパーフェクト。「これ以上のペンってあるの?」と思ったものだ。
パッと見は、ただの黒い棒みたいな道具。飾り気ゼロの無骨なルックス。
でも一度使えば、その中に“怪物”が潜んでいることが分かる。
スケッチにだって最初から投入すればよかったのかもしれない。
でも「最後にVコーンが残っている」という安心感から、つい後回しにしてしまっていた。
スケッチで使ってみた感想

詳しいレビューは世の先人たちが山ほど書いてくれている。だから、僕は“お絵描き目線”の感想だけにしておくね。
実際にドロシーちゃんを描いてみた。線の太さはコピックのマルチライナー0.3ミリとほぼ同じ。

ペン先はストレスなく紙の上を滑り、普通のボールペンのように「圧をかけないとかすれる」なんてこともない。ただ滑らすだけで線が引ける。むしろ万年筆より万年筆らしい、と言えるかもしれない。
そして何より――
- 常に一定のラインが引ける安心感
- インクがなくなる最後まで続くという信頼感
- 軸の中にたっぷり満たされたインクの余裕感
- 書いてすぐ濡らしてもびくともしない耐水性
- たった100円で手に入る無敵の一本というコスパ
死角なし。
Vコーンに太刀打ちできるのはミリペンくらいだけど、あれは1本250円。コスパまで含めれば、やっぱり敵なしだ。
ペン沼からの脱出?

Vコーンを使い出すと、もう他には戻れない(笑)
やっぱり帰ってきた。そして、ペン沼から抜け出してしまった……いやいや、きっとVコーンを脅かすペン、まだどこかにあるはずだ!
【余談】実は街では見かけないんだよね
ちょっとした余談。
実はこのVコーン、意外と文具店に売ってないんだ。例えば松坂屋南館のハンズには置いてなかった。
なぜ、世界最強のボールペンが大手文具店に置いてないのか考えてみた。
見た目の地味さがあるかも。若者向けのきらびやかなペンが隣に並ぶと負けちゃうから、あえて置いてないのかもね。
100円ではそんなに利益も出ないだろうし。プロ向けのツールだから、必要としている人はネットで大量注文して買うんだろね。
そんなこんなで、街ではあんまり見かけない。
Vコーンを見つけたら即ゲット!売ってなかったらネットで大量ゲットだ!
◆ペン好きなあなたへ:もう万年筆は使わないと思ってた。でも「ふでDEまんねん」を買ったら沼にはまってしまった





