中2日で20キロ走。ランナーはなぜ、めった打ちにされに行くのか

2026-05-03

走っている人を見ると、「自分に厳しい人なんだな」と思うかもしれない。

ランナー=ストイック。

そう思ってる人、多いんじゃないかな。

いやいや、んなこたない。

ランナーなんて、ボロカスにめった打ちにされる自分の姿に陶酔してるだけなんですよ。

楽勝20キロへの道

朝8時。

いつもの起床時間より2時間早く目覚まし時計が鳴った。

実はそれよりも早く目が覚めていて、目覚ましが鳴るのを待っていた。ワクワクしてたんだよね。

だって、今日は20キロ走る日。めった打ちにされるために、わざわざ早起きするガチランナーですから(笑)

爽やかな初夏の日差しを受け、走り出す。

いつもの矢田川河川敷には、GWとあってたくさんのランナーが繰り出していた。

こないだ大曽根ハーフを走って中2日。疲れはだいぶ抜けていた。

ボロボロになるなんて言ってるけど、内心では「だいぶ走れるんちゃう」なんて思ったりしてね。

滑り出しは快調そのもの。

ロングで走れるヤツがガチランナー

僕がロング走にこだわるのは理由がある。

走力を上げる肝になるのがロングジョグだから。詳しい理屈が知りたい方は、ちゃんとしたHPをご覧ください(笑)

僕が言えるのは、これだけ。

20キロを自らの足で走る苦行に打ち込むヤツなんて、ランナー以外にはいない。そして、この苦行を楽勝でこなすやつはガチランナーである。

だから、ガチランナーである僕は、「楽勝20キロ」にこだわってるわけである。

河川敷の小さな事件たち

意気揚々と走る。

前から、笑顔を浮かべたランナーが近づいてきた。彼の目は完全に僕をロックオンしている。

一体、誰だ?

彼は親しげに右手を上げて僕に挨拶する。思い出せない。誰なんだろう。

僕は口をパクパクさせて、声にならない言葉を発していた。そのまま、その方は手を振って走り去った。

誰だったんだろう?

もしこのブログの読者様でしたら、バカヅラしてまともに返事できなかったことを謝ります。

まぁまぁ、こういうアクシデントも楽しいもの。

10キロ過ぎ。まだまだ元気。

ラジコで聴いてた番組が終わり、別の番組へ切り替えようとスマホを胸ポケットから取り出した。

すると、画面にはこんな表示。

「iPhoneは使用できません 分後にやり直してください」

画面が勝手にオンになって、デタラメにパスワードを入れていたようである。しかも、画面表示がおかしいことになっていて、分数が見切れて分からない。

いったい何分待てばいいのか……。

まぁまぁ、こんなアクシデントもある。

13キロを過ぎたころ。足の甲にピリピリとした痛みが走った。

島ぞうりの鼻緒が擦れて痛む。さすがに中2日の20キロ。皮膚だって疲れているみたい。

途中のコンビニでバンドエイドを買って貼り付け、走り出す。

まぁまぁ、これぐらいのアクシデントは織り込み済み。

欲しかった痛みが来た

15キロを過ぎたあたりで、限界が見えてきた。

足の指がバラバラにもげていきそうな感じがする。着地の一歩ごとに、足全体にズキズキとした重たい痛みが走る。

こいつはアクシデントじゃない。

この痛みが欲しくて、今日早起きしたんだ。

痛みはどんどん重くなる。

18キロくらいでは、走ってるのか歩いてるのか分からないくらいボロボロになっていた。

つらかったのかって?キツかったのかって?

僕は、歯を食いしばって笑っていたよ。

どうしようもない変態だな(笑)

走れなくなるくらいまで頑張ったってことは、つまり、最高のトレーニングができたってこと。

次はもっと長い距離を走れるようになっているはず。

自分がレベルアップしてるその瞬間にいるって、ゾクゾクしない?

こんな訳分からんことを言い出すのがランナーです。

みなさんお気をつけください(笑)

最後は脚がグネグネだった。

「20キロってこんなにキツかったっけ」と思いつつ、3時間7分でゴール。

シャワーを浴びると、流れた汗がしょっぱかった。

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