君は「バックヤードウルトラ」を知っているか?|狂気の耐久マラソンを2本だけ走ってみた

2026-06-05

長く走れるようになりたい。

ただし、できれば楽をしたい。

そんな都合のいいことを考えていたら、「バックヤードウルトラ」というスポーツにたどり着いた。

ご存知だろうか。

ここ最近、世界で爆発的な人気が出ている競技である。

スピードを問われないマラソン

いわゆるマラソンなんだけど、スピードはいっさい関係ない。どれだけ長く走れるかを競う。

僕は速く走るのが苦手でね、このスピードを問われないところが刺さりまくった。

ルールをざっくり説明しよう。

6706メートルを1時間以内に走る。これをひたすら繰り返すだけ。

その間、歩いてもいいし休んでもいい。寝たって構わない。次の1時間後にスタートできなかったら、そこでDNFとなる。

最後の1人になるまで続けられることから、日本では「ラストサムライスタンディング」とも呼ばれている。

6706メートルという数字にも意味がある。24本、つまり24時間走ると、ちょうど100マイルになる。

コロナ禍のころ、100マイルのトレイルレースが軒並み中止になったことで広まったという。

数字だけで胃もたれする世界

ちなみに、現在の世界記録は119本、距離にして798キロ、ほぼ800キロである。日本記録は106本、711キロ。

もう数字だけで胃もたれする。

世界記録は、ほぼ5日間走り続けたことになる。ここまで読んで気持ち悪くなってきた人もいるんじゃないかな(笑)

実は僕も「こんな競技、よく思いついたな」と思った。

ただ、このスポーツが面白いのは、狂っているだけじゃないところ。

自分の走力の限界に達したら、「やーめた」でいい。

1本で終わらせたっていいし、何日も走り続けてもいい。ゴールは自分で決められる。

そこが、あらゆるレベルのランナーに刺さったのかもしれない。

で、僕は今日2本走ってみた

さて、僕は今日、矢田川で2本走ってみた。

耐久種目のスペシャリストみたいな偉そうなことを言ってるよね。

やっていることは、2時間のランニングの途中で5分間の昼寝を入れただけである。いつもより楽してんじゃん(笑)

走った距離は14キロ弱。

終わってみれば、10キロ走ったくらいの疲れだった。

これって、5分寝転んで3キロ分の疲れが消えたって計算になる。

走る力より、回復する力

長く走る練習というと、つい根性で押し切る方向に考えてしまう。けれどバックヤード的に考えると、少し違うのかもしれない。

走る力にプラスして、体力を戻す力。

耐久力と同時に回復力を鍛えていけば、そこそこ走れるんちゃうかと思っている。

目指すは、24時間で100マイル。

バックヤードウルトラに強くなれば、100キロウォークも楽勝で完歩できるようになるはず。

6.7キロで終わってもいい手軽さがある。上を見れば、無限のハードさもある。

とりあえず今日は2本。

たった5分寝ただけで、まだ先に行ける気がした。

バックヤードウルトラ。

ちょっと面白いものを見つけてしまった。

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