名古屋城の土塁の向こうに黄金色の夕日が輝く中、僕の心にいつも引っかかる謎の巨石があった。
名鉄瀬戸線の清水駅と東大手駅の間、高架から地下へと入るカーブする区間。この道を走ると、謎の巨石は姿をあらわす。
歴史的なロマンを感じさせるが、正体は不明。これは一度、じっくり探求する価値があるんじゃないか。

謎の巨石、看板もなし。何を物語るのか?
天高く晴れた秋の日、僕はこの巨石に向かうことを決意した。
夕日を正面に受けながら近づくと、170センチ級の巨石が「待ってました」と言わんばかりのたたずまいで僕を迎えてくれた。
その隣には、少し控えめな140センチの相棒。割れてるようで、きれいにスパッと分かれている。
おいおい、誰がこんな見事な技を?一瞬、「鬼滅の刃」の炭治郎がここで“全集中”してたのかと思ったけど、どうやら石に話しかけても返事は来ないらしい。
柵も看板もなし。説明もないまま、ただここにデーンと置かれている…まるで誰かが「あとは任せた!」と言い残して消えたかのようだ。
ネットで調べてみたが、情報ゼロ。鬼滅ブームで一瞬盛り上がったことがあるらしいが、それもすぐに沈下。謎が深まるばかりだ。

謎解きの始まり―そして思わぬ発見
巨石をよく観察してみる。
小さい方の岩には、ひび割れに目地が塗られている補修跡を発見。つまり、ただの石ころじゃない。それなりに大事にされたもののようだ。なのに、こんな扱い…何か理由があるはずだ。
周辺を歩き回ると、同じようなサイズの石がゴロゴロと転がっていた。
巨石はサラッと確認できただけで20個を数えた。「ここはかつて湿地帯だったはずなのに…」思わずつぶやき、謎がさらに深まるばかり。


名古屋城の石垣にそっくりだ
職場の歴史好き同僚に聞いてみた。
彼も既にチェックしていたようで、ヒントをいくつか教えてくれた。
どうやらこの地にはかつて「土居下駅」というものがあったとのこと。名鉄瀬戸線の工事の際に、巨石が邪魔になってどかされた可能性がある。また、名古屋城の築城時に余った石である説も濃厚だという。
目をこらして見ると、確かに名古屋城の石垣と色や模様がそっくりだ。

まさか!割れてはいなかった!?
僕の好奇心はピークに達し、再び巨石に向き直った。
そして、驚くべきことに気づいた。
なんと、この二つの石、割れているように見えるが、実は断面が全く合わない。
つまり、別々の石をわざわざ並べて置いた可能性が…なんだか、一本取られたって気がするね(笑)。この巨石を置いた人、今ごろ草葉の陰から僕を見ながら、ほくそ笑んでるだろうね。

このミステリー、解決にはあなたの力が必要です!
最終的に、僕の結論はこうだ。
名古屋城築城の時に余った石がここに放置され、瀬戸線の工事で邪魔になり、線路脇にどけられた。その時、誰かが遊び心で「割れているように見せる」ために並べたのかもしれない。
すべての謎が解けたわけじゃないけど、巨石が心の中で「まだまだだな」って言ってる気がする。
この記事を読んだあなた、もし手がかりを知っているなら、僕に知恵を授けてほしい。一緒に巨石を「へぇ、やるじゃん」って言わせてみようぜ!










