
名古屋三大天満宮のひとつに数えられる大曽根「山田天満宮」。
その中に「金(こがね)神社」はある。
1月8日、毎年恒例の「初金祭(はつこがねまつり)」が今年もやってきた。

境内に足を踏み入れた瞬間、僕の鼻をくすぐるのは屋台の揚げ物の香ばしい香り。
おだやかな冬晴れに包まれ、参拝に訪れた人のにぎやかな笑い声が聞こえてきた。
この「初金祭」は、金運アップにご利益があるとされる「福み」という縁起物を授かるお祭り。
豪華絢爛な「福み」に圧倒

特に目を引いたのは、福をすくい取ると言われるザル型の豪華な福み。
大判小判に恵比寿様や大黒様などぎっしりと詰まっていて、おめでたさが全開!
思わず「これを家に飾れば、金運パワーに包まれそうだ」と妄想してしまったけれど、値札を見ると冷静になる。
なんと、5万円!「身に余る光栄です」と泣く泣くあきらめたんだ。
食いしん坊には「みっかようかん」

「みっかようかん」という、食いしん坊の僕のためにあるような福みもあった。
これは祭りの開催日「3日」と「8日」にちなんだ縁起物の羊羹(ようかん)。
1500円という縁起物としてはお手ごろなお値段。
ありがたく授かることにしました。
黄色の法被をまとった神社の方が「ようこそお参りくださいました」とやさしく微笑みながら渡してくれたその表情と、ズシリと思い羊羹の感触。
さっそく、ご利益いただいような気分になったね。
金運祈願で心もスッキリ

そして、いよいよ金神社へお参りだ。
この神社は、お金や宝くじ券を泉で洗うと金運が上がると言われている。
参拝者が途切れることなく行列を作っているのを見て、「みんな、金運を願う気持ちは同じだな」とほっこりした気持ちに。

僕もその列に加わり、順番を待つ間に見上げると、社殿の中にびっしりと貼られたお礼まいりの紙が目に入った。
「1億円当選しました。ありがとうございます」……すごい!誰もが夢見る瞬間が、ここでは現実になった人がいるんだ。

宝くじを握りしめながらお参りしている人の姿を見て、思わず応援したくなった。
僕も読者のみなさんに金運が届くよう、心を込めて祈願してきたよ。
おみくじの可愛らしさにメロメロ

神社に来たら、やっぱりおみくじを引かずには帰れない。
「金ねずみ おみくじ」は、金神社のマスコットでもあるねずみさん。
打出の小槌をかついで金運を運んでくれるんだ。
可愛らしくて思わず手に取ってしまったね。
このおみくじは、大吉のさらに上を行く「金大吉」というのがあるらしく、それを引くとまさにザックザクの金運が手に入るらしい。
神様のお言葉は…

そんな期待を胸に引いてみた結果は……「小吉」。
ええ、僕らしいですよ。
ただ、おみくじに書かれた言葉にはグッときた。
「充電に努めよ。今の過ごし方がのちの運命を左右します」
背中のケガで療養中の僕に、これは神様からの「焦らずじっくり治せ」というメッセージだったんだな、と素直に受け止めた。
最後に待つ甘いご利益

家に帰るとさっそく「みっかようかん」を開けてみた。
一口食べると、濃厚な甘さが体に染み渡る。
プルンとした羊羹特有の舌触りと、深みのある甘さは、歩き疲れた僕をそっと癒してくれた。
「福みを体に取り入れたから、これで無敵じゃんか!」と、ひとりで勝手に盛り上がってしまったよ。

そして思う。
こうしてお祭りを楽しんだり、美味しいものを味わったりする時間そのものが、金運アップ以上の幸運なんじゃないか、と。
大きな幸運をつかむためには、まず小さな楽しみを大切にすること。
それがきっと、いい運気を引き寄せるカギになるんだろうね。
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