
🍛 夏は、なぜかバカになれる
夏って、なんでこんなにバカになれるんだろう?
クーラーの効いたスーパーにふらっと入ったつもりだった。
なのに、気づいたらカゴの中に入っていたのは──
「ジャワカレー大人の激辛」
辛さ500%と元気いっぱいに書いてある。

黒に真っ赤な炎が揺れる。カレーの横には唐辛子が睨みをきかす、いかにもヤバそうなパッケージ。
「500%」って、もはや何を基準にしてるのか分からない。
でも、その瞬間、頭の中に響いた。
それだッ!!!!(脳内絶叫)
…こういう、スーパーでうっかり魔が刺しちゃうこと、あなたにも、あるでしょ?(笑)
🔥 阿鼻叫喚の予感。カレーを温めながら思う

レトルトパックを湯に沈める。
グツグツと沸くお湯の音が、戦場のドラムのように聞こえる。
「これを食べきれるのか」
「いや、食べなければならない」

無駄に真剣な表情でご飯をよそい、その上に熱々の激辛カレーをかける。
立ちのぼる香りに思わず鼻をクンクン。
カルダモンの透明感ある爽やかさが、鼻の奥を突き抜ける。
香りだけで、もはやうまい。
🥄 それは味を超えた“現象”だった

いざ、一口目。
うん、うまい。
ビーフと野菜の旨み、スパイスの重なり合いが、まるでジャズ。
さすがジャワ。大人のカレーだ。
と、思ったその瞬間。

「グハー!!!」
舌がビリッと痺れる。喉の奥が熱を持つ。
そして、頭のてっぺんから何かが突き抜けていった。
これはもはや味じゃない。現象。
「辛い」とか「痛い」とか、そういう言葉じゃ追いつかない。
気づいたら汗がポタポタ。鼻はズルズル。目がウルウル。
…え、泣いてる?
でも、スプーンは止まらない。完全に体が“覚醒”してる。
夏の本能が爆発してる。が、皿の半分を超えたあたりで異変が。

スプーンが宙をさまよう。
「…もう、やめてもいいんじゃないか?」
心の中の自分が、そうささやいてくる。
🔥 完食。そして、なぜか心が軽い

でも──やめない。
ここで引き下がるわけにはいかない。
これは心頭を滅却すればの、魂の修行だ。
最後の一口を食べ終えたとき、僕の体はもう、戦いを終えた戦士だった。
汗まみれ。涙まみれ。鼻水まみれ。
すべてを出し切った感覚。

なんだこれ、最高じゃん。
お腹の中が、燃えるように熱い。
でも、それがちょっと気持ちいい。
冷たいビールをぶち込みたかったけど、今日は仕事前だから我慢。
でもね、わかってる。次は絶対、ビーチで激辛カレー祭りをやる!
🌞 バカみたいなことの中に、元気はある

ふと思う。
こんな無駄なことの中にこそ、人は一番、元気を取り戻すんじゃないか。
バカみたいなことを、バカみたいに全力でやる。
それができるのが、夏という季節の魔法なんだろうね。
🍜 【次回予告】今度はラーメンで泣く予定(笑)
ちなみに──
次は、あの“狂ったレベルの激辛ラーメン”に挑戦する予定。
たぶんまた泣くと思うけど(笑)





