
駅から出た人の波が、乗り換えでまた駅へと吸い込まれていく。
JR、名鉄、地下鉄、ゆとりーとライン。
大曽根は便利な街。便利すぎるからこそ、「乗り換えるだけの街」と思われがちなのかもしれない。
大曽根に引っ越してきたけど、どこに行けば楽しいのかわからない。名古屋に住んでいるけど、大曽根はいつも通り過ぎるだけ。散歩やデートで使える場所を探しているけど、いまいちピンとこない。
そんな人に、声を大にして言いたい。
大曽根は、何にもない街じゃない。
無色透明に見えるこの街も、自分の足で歩いてみれば、いろんな色に染まっていることに気づくはず。
今回は大曽根観光ガイドとして、未来にかける虹のように、7つの色でディープな大曽根体験を紹介!
あなたの大曽根ライフ、これを読めば少し楽しくなるはず。
青色:矢田川でジョギング

最初の一発目からジョギング。ここで「いや、走らんし」と思った方、安心してください(笑)
走る必要はありません。歩くだけでも、十分気持ちいい場所だからね。
大曽根ランナーの聖地といえば、矢田川は外せない。
都会に流れる川なのに、河川敷の遊歩道は車も通れるくらい広い。視界いっぱいに青空が広がって、風が抜けていく。川のせせらぎを聞きながら走る時間は、無料で味わえる最高の贅沢。

朝に走れば、頭の中のモヤモヤが少しずつほどけていく。夕方に歩けば、一日をそっと閉じるような気分になる。
あっ、もちろん散歩だけでも大丈夫。むしろ、最初は散歩の方がいいかもしれない。
もしかすると、このブログの筆者KOKIXとすれ違ったりするかもね。
ひとりで気分転換したい人、朝の散歩コースを探している人、ランニングを始めてみたい人におすすめです。
◆走らなくていいよ歩いてみよう!:やっぱり矢田川最高!名古屋市長になったらもっと最高にするぞ(笑)
緑色:徳川園でプチハイキング

大曽根の宝といえば徳川園。
国宝がずらりと並ぶ徳川美術館ももちろん楽しい。だけど、僕がおすすめしたいのは、その周りを歩く時間。
美術館の裏手にある小道が最高なんですよ。
都会の中にあるのに、そこだけ空気が少し違う。木々の緑が濃くて、小鳥の鳴き声が聞こえてくる。
大げさに言えば、ちょっとしたハイキング。

僕も気持ちが荒んでいる時は、ここで散歩して深呼吸している。スマホを見すぎた目も、仕事で固まった頭も、緑の中を歩いているうちに少しずつ戻ってくる。
徳川園の中には売店もあって、飲み物やお菓子も買える。散歩の途中でひと休みするにはぴったり。
静かに歩きたい休日、仕事で疲れた日、名古屋の中で少し自然に触れたい人におすすめ。
◆静かに歩く至福の時間:大曽根の宝!無料で楽しめる徳川園の爽やか散策 – あなたもリフレッシュしませんか?
黄色:ブリューパブ大曽根で乾杯!

黄金色の液体を求めて散歩する。それって、最高の休日だよね。
大曽根商店街なら、その夢が叶います。
ブリューパブ大曽根のビールで昼呑みなんて、どうでしょう。
土日祝なら午後1時から営業。昼下がりの明るい時間に、ここで作っているビールを飲む。グラスの中で揺れる黄金色を見ているだけで、ちょっと人生がうまくいっている気がしてくる。

ランニングして、汗をかいて、シャワーを浴びたら、ここに直行。これが、僕が土日祝に休みだった時の定番コース。
もちろん、走らなくてもいい。商店街をぶらぶら歩いて、最後にビールで乾杯するだけで、大曽根の休日はかなり完成だね。
昼から少し非日常を味わいたい人、クラフトビールが好きな人、大人の散歩コースを探している人におすすめです。
◆最高のビールで乾杯!:矢田川河川敷ランニングのご褒美!「ブリューパブ大曽根」で極上クラフトビール体験
橙色:大曽根商店街を探検

大曽根商店街は、オズの魔法使いをテーマに街づくりされた商店街。
車が通らない静かな道には、かつてはオレンジ色だったかもしれないタイルが埋め込まれている。その道を歩いていると、普通の商店街なのに、どこか物語の中に入り込んだような気分になる。
ドロシーちゃんの像が並んでいて、オズの物語に沿って歩けるようになっている。何度歩いても、ちょっと楽しい。
そして、この商店街の面白さは、それだけではない。
20世紀少年のロボット。
空中ヤンキー。
進撃の巨人。
ギロチン。

謎オブジェが、あちこちにある。
言葉だけ聞くと、何を言っているのかわからないと思う。僕もいまだに、全部わかっているわけではないからね(笑)
だけど、そこがいい。
きれいに説明しきれない謎が、街の中に普通に置かれている。
これだけ面白い場所なのに、地元の人しか知らないというのも、大曽根商店街の泣き笑いといったところかな。
普通の観光地では物足りない人、街歩きが好きな人、謎のオブジェにツッコミを入れながら散歩したい人におすすめ。
◆大曽根商店街の謎を追う:なぜそこにある? 大曽根商店街ギロチンミステリー
赤色:朝日屋のフルーツサンドイッチを食べる

「大曽根といえば?」そう聞かれたら、朝日屋と答える人はかなり多いんじゃないかな。
3人も入ると満員になりそうな、小さなお店。
その小さな空間のショーケースに、できたてのサンドイッチがぎゅっと詰め込まれている。見るだけで、ちょっと幸せになる景色。
中でも、真っ赤なイチゴのフルーツサンド。
あれは危険だ。

ショーケースの中で見つけた瞬間、震えるほど食べたくなる。しっとりとしたパン、甘いクリーム、みずみずしいイチゴ。大曽根の赤色代表として、ここは外せない。
ちなみに、僕の妻のお母さんも朝日屋のサンドイッチが大好き。
地元の人に長く愛されているお店には、やっぱり理由がある。
手土産を探している人、甘いものが好きな人、大曽根らしい名物を食べてみたい人におすすめ。
◆商店街で食べ歩きならサンドイッチだね:ランニングのご褒美に大曽根商店街の「朝日屋」でサンドイッチ祭り!
藍色:大人の香りがする星コーヒー店

大曽根商店街の表通りに、あえて出入り口を作らない。
表にあるのは、藍色に塗られた看板のようなオシャレな壁だけ。裏道にそっとドアがある。それが、星コーヒー店。この時点で、惹かれる。
落ち着いた照明。静かな空気。雑味がなく、すっきりと香り高いスペシャリティコーヒー。
商店街の中にあるのに、店内に入ると、空気がすっと藍色に変わるような感覚がある。
大人っぽい。
静か。
深い。

2025年夏にオープンしたばかりの新しいお店。だけど、すでに大曽根商店街の希望の星になってくれそうな気がしている。
ひとりで落ち着きたい午後、静かにコーヒーを飲みたい日、新しい大曽根の空気を感じたい人におすすめです。
◆こんな美味しいコーヒーあるんだね:星コーヒー店:大曽根商店街に灯った新しい光
紫色:喫茶はじまりで小倉トーストをいただこう

最後を飾るのは、喫茶はじまり。
大曽根を楽しむ上で、外せないお店だね。
半端ない小倉愛を持つ店長さんが生み出す超絶小倉トーストは、見ているだけで楽しくなってくる。
名古屋の喫茶文化らしい甘さ。小倉の深い色。そして、店内に流れる少し不思議でやわらかい空気。
喫茶はじまりには、紫色みたいな奥行きがある。
カレーも絶品で、僕はランニング終わりに駆け込むこともしばしば。

そして、このお店の一番の魅力は、食べ物だけじゃない。
店長さんの人柄なのか、ここに来ると知らない人とも自然におしゃべりできるような、柔らかな空気が流れている。
大曽根で人の温度に触れたい人、名古屋らしい喫茶体験をしたい人、ひとりでも入りやすいお店を探している人におすすめ。
◆大曽根のやさしさに触れる:100キロウォークの聖地。名古屋・大曽根「喫茶はじまり」——完歩おめでとう!にうるっときた
大曽根は、歩いた人から色づいていく街

7つの大曽根体験、いかがでしたか?
大曽根に引っ越してきた方。
住んでみようと思っている方。
デートしたい方。
観光したい方。
散歩したい方。
そして、いつも大曽根を通り過ぎるだけだった方。
大曽根に観光する場所なんてないかもしれない。
だけど、矢田川まで歩いて、徳川園の緑で深呼吸して、商店街を探検して、フルーツサンドを食べて、コーヒーを飲んで、ビールで乾杯して、小倉トーストまでたどり着く。
そうやって自分の足で歩いてみると、街の見え方が変わってくる。
無色透明に見えた街が、歩いたぶんだけ色づいていく。
大曽根は、通り過ぎるだけの街じゃない。
歩いた人から、好きになっていく街。
そして、そのどこかでKOKIXとすれ違うかもしれないね(笑)





