トラックボールで左手解放!狭い机から飛び出したイラストレーター生活

2025-06-02

最近、ずっと引っかかっていたことがある。

イラストレーターを家で使うたびに、ノートPCのタッチパッドに手を伸ばして、ふうっとため息をついていた。

無理なんだ。タッチパッドじゃ、イラストレーターはまるで歯が立たない。

左手の中指と人差し指でキーボードを操りながら、親指でタッチパッドを滑らせる。

右手の親指はその間、タッチパッドに添えている。…って、こんな器用な動き、できるわけがない。

二本の指でタッチパッドを動かすから、しょっちゅう右クリックの動きが混ざってくる。作業は混乱しっぱなし。

しかも、左手は無理な角度でコマンドキーやオプションキーを押さないといけない。指先をグッと手のひらに寄せて、つりそうになりながら。

もう限界だった。

トラックボールが救ってくれるはず

そんな僕を救うために、届いたのが――トラックボール

マウスだと場所を取ってしまう、狭い作業机。

でも、トラックボールなら、手元から動かさずにすべてを操作できる。

今まで使ったことはなかったけれど、もう賭けるしかなかった。

小さな段ボール箱におさめられたその機械は、パッと見た瞬間から手のひらにフィットしそうな頼もしさ。

ゴミを最小限にする簡素な包装。妙にうれしくなる。

厚紙を外して、手のひらにすっぽり収まる丸いトラックボールの上に親指を乗せる。

クルクル軽く回る感触が指に伝わった。これが、僕の新しい相棒か。

新しい操作法に混乱

さっそくトラックボールをセッティングして、イラストレーターを立ち上げた。

まず、気づいたのは左手の解放感

もう、変な角度でキーを押さなくていい。

左手はキーボードの操作だけに集中できる。これは、間違いなくミスが減る予感しかない。

右手の親指でそっとボールを転がしてみる。

ほんの少し動かしただけで、カーソルがスイスイと動く。

この軽さ。この滑らかさ。まるで指先で空気をなぞっているような感覚だった。

パッケージにあった「筋肉活動25%軽減」という文字を思い出す。確かに、指先しか動いていない。妙にリアルだ。

クリックはマウスと同じボタン操作。これは特に違和感なし。

…いや、あった。

カーソルを動かしている親指で、思わずクリックしようとしてしまう。

ボールを押し込もうとするけれど、当然ながら、ボールはボタンじゃない。あれ?あれ?と焦りながら、人差し指でカチッとクリックする。

クセっておそろしい。しばらく使ってみても、ふと親指でクリックしようとする自分に笑ってしまう。なんなら、人差し指でボールを動かそうとする始末。

たぶんこれ、野生の本能だ。

動かしているものをそのまま押してしまいたいっていう、あの感覚。混乱している今さえも、ちょっと楽しい。

拡大縮小が楽すぎる!

イラストレーターの作業で一番悩ましかった拡大縮小

これが、トラックボールだと革命的だった。

オプションキーを押しながら、スクロールホイールをコロコロ回す。これだけでズームイン、ズームアウト。

指先の操作で、画面が生き物みたいに伸びたり縮んだりする。スムーズ。速い。気持ちいい。

この瞬間、「ああ、これだけでもトラックボール買った意味があったな」と確信した。

ブログ更新くらいならタッチパッドが楽

もちろん、何でもかんでもトラックボールが万能というわけじゃない。

たとえば、ブログの更新作業くらいだったら、タッチパッドの方が気楽。

キーボードから両手を離さずに、親指だけでカーソルをスイっと動かせる。

シンプルな操作なら、タッチパッドの方がまだ上手。

けれど、複雑な動きが必要なクリエイティブ作業には、やっぱりトラックボールだ。完全に専用機になりそうな予感。

これはつまり、もっと何かを創れ、ということだろうか。

謎の2つのボタンを攻略だ

まだ使いこなせていない、謎のボタンが2つ。

これを攻略して、完全に自分の手足にできたとき、イラストレーターで、もっと自由に、もっと遠くへ行ける気がしている。

そう考えると、また一つワクワクが増えた。

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