小洒落た藤沢で町中華とコーヒー。あれ?大曽根商店街でも同じことできるんちゃう?

2026-05-13

湘南旅行2日目。

江ノ電に乗って、江ノ島と鎌倉に行くという、かなりベタな日程である。

正直なところ、どこに行っても楽しかった。湘南は古くからある観光地で、見所も美味しいものもたくさんある。

ただ、江ノ島も鎌倉も江ノ電も、僕があれこれ書いたところでアレなので、ここでは華麗にスルーする。

僕が本当に楽しみにしていて、どうしても書きたかった場所は、その途中にあった。

藤沢である。

湘南旅行で、本当に書きたかった場所

藤沢駅を降りて、線路沿いを歩く。

買い物をする人、お出かけする人でごった返す街並み。そのにぎわいを抜けると、中華料理屋さんが見えてくる。

「清香園」。

ここのサンマーメンが絶品だと、妻がうるさいのだ(笑)

サンマーメンとは、神奈川のご当地ラーメン。名前にサンマと入っているけれど、魚の秋刀魚ではなく、とろみのあるあんかけラーメンである。

昼の11時ちょっと過ぎ。

中華風の大きな円卓が2つと、テーブル席が5つ。開店して間もない時間だというのに、お店の中はすでに満員に近かった。

大陸っぽい伸びやかなBGMが流れている。店員さんも中国の方なのだろうか、店内には元気よく中国語が飛び交っていた。

雰囲気でいうと、大曽根の方ならお馴染みの「阿里山」に近い。

メニューを見るまでもなく、サンマーメンを2つ注文する。

お店の方は、「サンマーメン、リャンガー」と、キッチンに大きな声で伝えていた。この響きだけで、もううまそうである。

藤沢で食べた、熱々のサンマーメン

運ばれてきたのは、ラーメン丼にたっぷりと入ったサンマーメン。

湯気が立ちのぼる。とろみのあるスープが、いかにも熱そうだ。

汗を噴き出しながら、フーフーといただく。

牡蠣油を使っているのだろうか。スープには中華らしい旨味と深みがあり、熱いのにレンゲが止まらない。汗が噴き出してくる。

野菜もたっぷり。麺もたっぷり。食べ進めても、なかなか底が見えてこない。

妻は、「食べても食べても減ってかない」と泣き言を言っていたが、2人とも無事に完食した。

お腹はしっかり満たされた。額には汗。口の中には、まだサンマーメンの旨味が残っている。

絶品コーヒーの「サウンドウェーブ」も外せない

そのまま、向かいにある「サウンドウェーブ」というコーヒー屋さんへ向かった。

サンマーメンで汗をかいたあとの一杯。

ここで飲むコーヒーが、またいい。

コーヒーらしい苦味と旨みはしっかりあるのに、雑味がなく、すっきりと爽やか。

大曽根から新幹線に乗って、神奈川の藤沢まで来た。そこで味わう、町中華とコーヒーのハシゴ。

それだけのことが、やけに贅沢だった。

旅先で気づいた、大曽根商店街の贅沢

あれ?ちょっと待てよ。

もしかして、これ、同じようなことが大曽根商店街でも楽しめるのかもしれない。

「阿里山」でラーメンを食べて、「星コーヒー店」でコーヒーをいただく。

一緒なんちゃう?

もちろん、藤沢の清華園とサウンドウェーブには、藤沢にしかない空気がある。

駅前のにぎわい。
線路沿いの感じ。
ラーメンのあとに飲む、すっきりしたコーヒー。

それは、小洒落た都会の藤沢で味わったからこその贅沢だった。

けれど、町中華で熱々の一杯を食べて、近くの喫茶店でコーヒーを飲む。

その“小さなハシゴの贅沢”なら、大曽根商店街にもちゃんとある。

僕もよく行く阿里山と星コーヒー店。どちらも「大曽根商店街といえば」と言える存在である。

藤沢まで行って味わった贅沢。実は、ほとんど同じような楽しみ方が、大曽根商店街でもできてしまう。

こんな贅沢が商店街に隠れていたとは、全然気づかなかった。

帰ったら、絶対この2店をハシゴしよう。

阿里山でラーメンを食べて、星コーヒー店でコーヒーを飲む。

旅って実は、地元を見つめ直すきっかけになるのかもしれない。

藤沢で見つけた贅沢を、大曽根商店街でもう一度やってみる。

たぶんその日は、大曽根が少しだけ小洒落た都会に見えるかもしれない。

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