ブリューパブおおぞねのラベルは、大曽根の誇りを貼れるステッカーだった

2026-06-09

クラフトビールのラベルって、捨てるには惜しいほどカッコいいものばかり。

日本酒のラベルをコレクションしているせいか、僕は酒瓶のラベルが気になる。特にクラフトビールのラベルは、作り手のこだわりがダダ漏れしていて本当に個性的。

名前も、色も、絵柄も、ちょっと普通じゃない。

ブリューパブおおぞねのラベルを見た時も、すぐに思った。

「あっ、このラベル、捨ててはいかんな」

飲み終わった瓶から、ラベルを剥がす

ブリューパブおおぞねのビールは、飲んだ後も楽しめる。

飲み終わった瓶を軽く洗って、バケツに水を張る。そこにラベルが水から出ないように沈めて、一晩置いておく。

翌日、ゆっくり丁寧にラベルを上へ引っ張る。

すると、きれいに剥がれる。

ラベル自体がしっかりした作りなので、焦らず剥がせば破れる心配も少ない。最初に成功した時は、ちょっと感動した。

この芸術的なラベルを、手元に残せるんだと。

最初はただコレクションしていた。

「オレのネコ」という名の沼

ブリューパブおおぞねのラベルは、一本ごとに顔がある。

ポップで、少し怪しくて、どこか愛嬌がある。同じ横顔のモチーフがありながら、ビールごとにまるで別のキャラクターになる。

特に好きなのは「オレのネコ」。

まず名前がいい。オレのネコ。

なんだそれ(笑)

このぶっ飛んだネーミングだけでも最高なのに、「オレのネコ」はラベルのカラーがたくさんある。ネコにも白い子がいて、茶色の子がいて、グレーの子がいるみたいに、色違いのラベルが存在する。

新しいカラーを見つけると、つい買ってしまう。

飲む。
剥がす。
集める。

あれ?
まんまと、ブリューパブおおぞねの作戦にハマっている気がする。

それでもいい。

このラベルは残したくなる。

これ、もう一回貼れるじゃん

ところがある時、気づいた。

剥がしたラベルの接着面に、まだ粘着力が残っている。

これ、もう一回貼れるじゃん。

そこからラベルの使い方が変わった。コレクションするだけではなく、自分の持ち物に貼り始めた。

手帳。
スケッチブック。
マッキントッシュ。
スーツケース。

ラベルを貼れば貼るほど、愛着が増していく。手帳に貼ると、人に見せたくなる。

「これ、うちの近所で作ってるビールのラベルなんですよ」

そう言いたくなる。

自分の持ち物に貼ると、「大曽根の誇り」を身に纏うような気持ちになる。ちょっと大袈裟かもしれない。けれど、持ち物に大曽根のラベルが貼ってあるだけで、なんだか気持ちが引き締まる。

大曽根に住んでいることを、もっと誇りに思っていいんだよ。

そんなふうに言われている気がする。

スーツケースに貼った日、後戻りできなくなった

そして僕は、ついにスーツケースを買った。

正直に言うと、ラベルを貼りたかったからだ。

スーツケースに最初の一枚を貼った時、思った。

後戻りはできないな。

ついに、大曽根の看板を背負って旅に出る人になってしまった。

日本に大曽根をアピールするのが僕の使命なんだと、ちょっと大袈裟に気持ちが引き締まる。誰に頼まれたわけでもない。勝手に背負っているだけだ。

けれど、「勝手に大曽根観光協会」としては、これはもう貼るしかない。

大曽根を連れて旅に出る

このラベルを見て「あっ、大曽根だ!」なんて言う人は、今はまだほとんどいないだろう。

だからこそ、このラベルが大曽根観光大使になってほしい。

スーツケースに貼って旅に出る。旅先でノートを取り出し、旅の余韻を書き留める。チラリと見えるポップな横顔が、誰かの目に留まってくれればいい。

いつか旅先のおいしいお店で、ブリューパブおおぞねのビールに出会えたら最高だ。

その時は、お店の人に言いたい。

「このビールを作っている大曽根から来たんですよ」

ビールは飲んで終わる。

ラベルは終わらない。

ブリューパブおおぞねのラベルは、大曽根の看板としてもう一度旅に出る。

◆土日に仕事が休みだと、たいてい昼から飲んでます大曽根マルシェ→ブリューパブ大曽根、そして特賞!最高の日曜

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