深夜の酒はうまい。だけど翌朝はゾンビになる。53歳、炭酸レモン水でようやく気づいた

2026-04-06

酒とランニングは両立できない。んなこた、ずっと前から分かっている。

なのに、深夜に一人しみじみと飲む酒、なんであんなに美味しいんだろう。

んで、明日の朝もランニングしようと思ってんのに、なんで飲んじゃうんだろう。

そうなんだよ。脳って、「楽しかった」と記憶しちゃうと、ずっとその行動を求めてくるの。だから僕の場合、深夜に全てを忘れて飲む体験が恋しくなって、酒が欲しくなる。

なんて、必死に言い訳してるし(笑)

深夜に飲むとどうなるかって?

「ちょいと一杯」のはずだった

だいたい、こうだ。

午前0時、仕事を終えて家に帰り着く。バッグには「ちょいと一杯のつもり」で買った日本酒の4合瓶。

これが危ない。

1杯だけのつもりが、いつの間にか2杯、3杯となり、あっという間に4合瓶は空っぽ。頭を抱える午前2時。

そこでやめりゃいいのに、「いつの間にやらハシゴ酒」とばかりに開き直るのが、また人間の弱さってやつなんだよね。

棚に置いてある泡盛を引っ張り出してきて、グイグイいく。

すると今度は、泡盛まで飲み干す午前4時。気がつきゃ、空が明るくなって、「これじゃ体にいいわけないよ……」なんて、しみじみ絶望したりする。

翌朝、ゾンビ化

んで、翌朝。

目が覚めても、寝た感覚はひとつもない。昨日の疲れがそのまま残ってる。頭の中には霧がかかったみたいにモヤが広がっていて、立ってるのもしんどい。まるでゾンビ。

ランニング?

無理無理無理。

鏡を見ると、顔はパンパン。食欲はない。お腹は下ってる。気持ちも悪い。

えっ、これから仕事?

なんで昨日、あんなに飲んだんだろ………。

深夜のちょっとのお楽しみのために、翌日まるっと棒に振る。

4時間黒字で16時間赤字。つまり、12時間赤字が確定して、損失拡大一直線の構図となっている。

「分かっちゃいるけど、やめられねぇ」と歌ったのは植木等である。

そのとおり。まさにそのとおり。

53歳、ようやく気づく

ただ、分かっているなら、やめたらいいと、最近ようやく気づいたのが53歳のKOKIX。

遅い。遅いんだけど、気づいたんだから仕方がない。

無駄な時間を過ごすには、人生はもうそんなに長くないんだよね。

とはいえ、どうしても「酒を飲んでる感」は欲しかった。

そこで最近、飲んでいるのがコレ。

炭酸レモン水である。

ノンアルひとり飲み会、開幕

ここ1か月ほど、仕事が終わると炭酸レモン水を買って帰るようにしている。

そして家に着いたら、ペットボトルをプシュッと開けて乾杯。

ここから、ノンアルひとり飲み会のスタートだ

ツマミはミックスナッツ。すぐにお腹がふくれて、「たくさん食べたなぁ」って気分になる。無塩のミックスナッツなら体にもいいはず。たぶん。

さて、シュワシュワレモンを片手にプハー!

シュワッとした炭酸のキレが喉を直撃してくれてね。「ガツンと飲んだぜ」みたいな満足感が、炭酸の泡みたいにぶわっと湧いてくるんだよね。

酔わない夜は、会話が続く

しかも酔わないから、その後の時間がちゃんと生きてる。

酒を飲んでいた頃みたいに、くだを巻きだしてお説教モードに入ることもない。

ラジオのMCにでもなったつもりで、仕事で面白かったことを妻に話したり、「そこ、もうちょっと盛った方が面白いかな」なんて一人で脚色を考えたりしている。

すると妻も安心して話せるみたいで、「どこそこで美味しそうなお店がオープンしてね」なんて楽しそうに話してくれるようになった。

「次の休みに行ってみようか!」

そんなふうに盛り上がることも増えた。

酔っ払いのタワゴトとして処理されていた頃より、ずっと会話が弾むんだよね(笑)

試合終了のホイッスルを鳴らせる

さらにいいのは、そこで試合終了のホイッスルを自分で鳴らせることだ。

酒だと、「ちょいと一杯のつもりで飲んで、いつの間にやらハシゴ酒」になる。棚から泡盛を引っ張り出してきて、空が明るくなるまで突っ走る。

一方、炭酸レモン水なら、そこそこ満足したところで「はい、今日はここまで」と切り上げられる。

そのあと、ブログを書いたり、己書の練習をしたり、投資の作戦を考えたり、明日のランニングに思いを巡らせたり、ひとり密かにネットを見てニヤニヤしたり。

寝る前に、あとひと押し、自分のために何かができるんだよね。

人生の「ボーッ」が減っていく

一日24時間のはずなのに、27時間くらいになった気がする。

使える時間が増えたというより、失っていた時間が戻ってきた感じかな。

飲んでボーッとする時間がなくなった。翌日に二日酔いでボーッとする時間もなくなった。つまり、人生の中の「ボーッ」がごっそり減ったわけである。

これは大きい。ものすごく大きい。

もちろん、僕は酒を飲むのが大好き。断酒宣言するつもりはない。酒の世界を探求するのは、僕のライフワークのひとつだからね。

ただ、日常的に酔っ払うのは、やっぱり失うものも大きい。

だったら、深夜にひとり飲みたくなった時は、炭酸レモン水くらいがちょうどいい。

気分はちゃんと晩酌。頭は最後まで自分のもの。明日の朝も、ちゃんと自分の人生を始められる。

さて、今日も一本、買ってきた。

明日の自分のために、ノンアルで乾杯!

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