自己満足だけのランニングから一歩先へ|「街のために走る」パトランに参加します

2026-05-24

走るのが好きな人ほど、少しだけ感じたことがあるかもしれない。

「これ、結局は自分のためだけなんじゃないか」と。

健康になる。気分が晴れる。体も少し締まる。人生が前に進む。

それだけで十分すごい。

ただ、その力は街のためにも使えるんじゃないか。

パトランという言葉にビビッときた

そんなことを考えていた時、Xで気になる書き込みを見つけた。

「パトラン名古屋グループ」が大曽根駅周辺でパトランを始めたという。

パトラン?

初めて聞く言葉だった。

調べてみると「街を走ってパトロールする取り組み」らしい。街を走りながら危険箇所や異変がないかを見る。防犯の意味もあるという。

僕はその瞬間、ビビッときた。

これは、僕のためにある。

そう思った。

ランニングは、もっと社会の中心にあっていい

ランニングって、ご存知のとおり、ほとんどチート級で人生に良い影響を与えてくれる。

足が速くなる。精神的に安定する。体力がつく。体も締まる。ストレスが減るから暴飲暴食も減る。

ほとんど無料なのに、ここまで人生を変えるものって他にあるだろうか。

僕は常々思っていた。

政治経済は、もっとランニング中心に転換してもいいんじゃないかと。

健康な人が増えれば医療費は減る。ランナーが走りやすい道路は、歩行者にも自転車にもやさしくなる。ランニングステーションが増えれば、シャワーを浴びる人も増えて、街の清潔感まで上がるかもしれない。

かなり本気で思っている。

なのに現実は、酔狂なヤツらが走っているという扱い

なぜ、こんなに素晴らしいものが社会の中心から遠い場所にあるのか。

理由はずっと前から分かっていた。

ひとりだけレベル上げをしているRPGの主人公

ランニングって、誰のためにもなってないんだよ。

勝手に走って、勝手に健康になって、勝手に気分がスッキリする。まるで、ひとりだけレベル上げをしているRPGの主人公ではないか。

それが悪いとは思わない。ただ、僕はずっと思っていた。

こんなに力のあるものなら、誰かの役に立つためにも使えるはずだと。社会に「ランニングって必要だよね」と思ってもらうには、自分のためだけに走っていてはダメだと。

そんな時に偶然、目にしたのが「パトラン名古屋グループ」の書き込みだった。

もちろん、速攻で参加申し込みをしておいた。

豪雨の写真に、変な汗が出た

翌朝、返信が来ていた。

快く迎え入れていただけるとのこと。

──のだが。

その瞬間、安心より先に、変な汗が出た。

投稿に添えられていた画像に、妙な迫力を感じたからだ。

たしか、天気はゲリラ豪雨。

普通なら「今日はやめとくか」となるレベルの雨。なのに、満面の笑みを浮かべた方と、ワイシャツ姿の方が写っていた。たしかゾネラジの方だったと思う。

豪雨の中でも笑顔。服装なんて気にしない。

この人たち、ガチ中のガチランナーなのでは?

もしかして「パトラン」って、数時間単位で街を走り回ってパトロールする世界なのか?

だとしたら、今の自分の走力では足手まといになる未来しか見えない

やばい。

これは、本気で鍛えておかないと。僕の心に火がついた。

誰かの役に立つランナーになる

ってなわけで、翌朝から1時間ランニング。

矢田川はいつもどおり静かで気持ちよかった。

数時間走ってもへばらない体を作る。ちゃんと街をパトロールできる体を作る。

パトラン開催は6月18日20時から。

集合場所は大曽根の「喫茶はじまり」の前だという。

あと1ヶ月弱。

誰かの役に立つランナーになる。

そして、ランニングで社会を少しだけ明るくする。

僕の小さな戦いが始まった。

◆ゴミ拾いしながら走ってみましたプロギング初挑戦|大曽根の道に落ちていたのは、ゴミと昔の自分だった

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