茅ヶ崎の街の魅力って何だろう?大曽根と正反対に見えた街の根っこは同じだった

2026-05-12

サザンの「希望の轍」のチャイムが、駅のホームに鳴り響く。

僕は茅ヶ崎駅に降り立った。

湿気を含んだ、暖かな潮風が吹き抜ける。

仕事漬けのGWが明け、ようやく休暇が訪れた。十数年前に一度訪れて、なんだか良さげな雰囲気を感じていた街。

なぜ茅ヶ崎は心地良かったのか。

それを知りたくて、僕はもう一度この街へやってきた。

茅ヶ崎を自転車で流す、この上ない贅沢

ホテルに着いて、自転車を借りる。

そして、そのままビーチへと漕ぎ出した。

もう、爽快!!

GW明けの一番いい気候の時期に、茅ヶ崎を自転車で流す。これ以上の贅沢って、なかなかないんじゃないかな。

真っ青な空に溶けるような青い海。空にはトンビが優雅に舞っている。時間を忘れてしばらくボーッとしていた。

海を見ているだけで、体の中に溜まっていたドロドロしたものが抜けていく。

旅先の街って、どうしてこんなに気持ちよく見えるんだろう。

そして、自分の住む街・大曽根はどうして、ただの通過点みたいになってしまったんだろう。

そんなことを、ぼんやり考えていた。

湘南に来たら、しらす丼を食べたい

次に向かったのは、道の駅「湘南 茅ヶ崎」。

お目当てはこれ。

湘南に来たら、これを食べないと後悔するしらす丼。

僕が頼んだのは、生しらすと釜揚げしらすを両方楽しめる贅沢な一品だ。

箸でしらすをすくって、口の中へ。

うまい。

相模湾の栄養が、体に染み込んでいくような極上の美味しさ。

こんな美味しいものが道の駅で食べられるって、幸せだよね。

帰り道、茅ヶ崎の街中をゆっくりと流した。

地元の人たちの中にまぎれて、海辺の街を散策する。

サーフィンをしているのかな。中学生ぐらいの女の子が真っ黒に日焼けしていて、「これぞ茅ヶ崎」って感じだった。

実は、ブログを始めたきっかけは茅ヶ崎にあった

ここで、ふと思い出した。

実は、このブログを始めたきっかけってのが茅ヶ崎にあった。

大曽根とは縁もゆかりもない茅ヶ崎がなぜ? そんな声が聞こえてくる。

茅ヶ崎って、とても小さな街だ。

それなのに、「サザン通り」があったり、道の駅があったり、日本全国でその名を知らぬ人はいないほどの知名度がある。

僕は、その理由が知りたかった。僕の住む大曽根との違いを見つけ出したかった。その答えをぶつける場として、ブログが面白いのではって思ったんだ。

あわよくば、茅ヶ崎のような街に大曽根もなってほしい。

そんなことを、ずっと思っていた。

茅ヶ崎は、人が歩きたくなる街だった

茅ヶ崎の街を自転車で回って、観察してみる。

すると、違いは一目瞭然だった。

茅ヶ崎には車が少ない。

その代わり、歩いている人がたくさんいる。

駅周辺の道は、意図的なのだろうか、細くなっている。そのため、車は街の外にある幹線道路へと向かう。車が入り込みすぎないから、歩いている人は伸び伸びと買い物を楽しんでいた。

駅前は2層構造になっていて、歩く人のスペースと、バスやタクシーが通る道がしっかり分かれている。

歩く人は、デッキに上ってしまえば車を気にせず歩ける。関東の街って、こういう造りが多い。

人の多い関東ならではの街づくりの方程式なのかもしれない。

車が少ないとどうなるか。

歩く人たち向けの商店が、駅前に密集する。駅から出た人は、スーパーや酒屋、本屋といった地元の商店を楽しむ。ちょっと一杯引っかけてから帰る人もいる。

街の中に、人の流れがある。

人が歩くから、店が生きる。

店があるから、また人が歩く。

この循環が、茅ヶ崎にはあるように感じた。

大曽根は、完全に正反対じゃん

では、大曽根ってどうなんだろう?

完全に正反対じゃん。

街の真ん中を寸断するように、車が行き交っている。大曽根の街を設計した人って、道路を歩いたことがあるのだろうか。

殺風景な車の列に嫌気がさして、人々は足早に家へと帰っていく。

大きな道路でズタズタに街が分断されているから、ちょっと買い物に行くのにも長い距離を歩かなければいけない。

大曽根と茅ヶ崎の構造的な違い。それが、はっきりと理解できた。

街を愛する人が増えれば、街は楽しくなる

では、大曽根は衰退が運命づけられた街なのか。

そんなことはない。

茅ヶ崎が茅ヶ崎たる所以も、なんとなく見えてきた。

それは、この街の人たちが茅ヶ崎を大好きだということだ。

駅前の小さなスーパーで買い物をして、向かいの魚屋に顔を出し、お菓子屋さんをのぞいていく。

その横を、サーフボードを抱えた自転車が颯爽と横切っていく。

海へ向かう人がいて、商店をのぞく人がいて、いつもの暮らしを楽しんでいる人がいる。

街全体が、茅ヶ崎ライフを満喫する人たちであふれていた。

そこが一番のポイントだと思う。

つまり、街を愛しているから、街が楽しくなる。

最初から楽しい街だから愛される。

それもある。

けれど、愛している人がいるから、街はもっと楽しく見えてくる。

大曽根もきっと同じだ。

大曽根を愛する人が増えれば、楽しい街に変わっていくはずだ。

大曽根には大曽根の面白さがある

海はない。

サザンもいない。

全国区の知名度なんて1ミリもない。

茅ヶ崎と大曽根、比べるのも恥ずかしい限り。この記事が茅ヶ崎の人に見つからないよう祈っている(笑)

………っていうか、それがどうした!

大曽根という街を面白がって歩く人がいれば、それでいいのだよ。

そういう人が増えれば、街の見られ方は変わっていく。

僕がこのブログでやりたいことも、そこにある。

つまり、言いたいことはこういうことだ。

これからも大曽根への、暑苦しいほどの愛を語っていくから、よろしく!(笑)

◆大曽根を歩いてみようぜ!大曽根でやりたい7つのこと|散歩・観光・カフェ・昼飲みまで歩いて楽しむ街案内!

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