矢田川を下るだけ…のはずが試練と絶景のランニング旅に!

2024-12-04

矢田川を下れば海にたどり着く。それくらい簡単なことだって思うでしょ?

でも、そううまくはいかないのが人生の面白いところ。まるで川の流れのようにね。

さぁ、僕と一緒に、このちょっと意外な矢田川下りランニング旅に出かけよう!

ポカポカ陽気の中、ランニング旅スタート

コースはシンプル。大曽根から矢田川沿いを下り、海に出たらゴール。距離はだいたい20キロ弱かな。

12月になったというのに、風がなくポカポカ陽気。まるで、走ってくれって言わんばかりの気持ちのいい天気。流れる矢田川を右手に見ながら、スムーズに走り始めた

「こりゃ今日の挑戦は楽勝だな」なんて余裕だったんだけどね。

これから試練が待ってるのはまだ何も知らないんだよね(笑)。

まっすぐ走れない…

走り始めて5キロ。最初の試練が訪れた。

河川敷はゴルフ場のエリアで進入できない。

仕方ない、堤防の道を走ろう。堤防道路は申し訳程度に、路肩の白線が引いてあるだけ。

歩行者が通るのは危険な道路。

車が来るたびにガードレールにへばりついて、心の中では「こんなはずじゃなかった…」と嘆いてた。

河川敷が走れそうになると下に降りて走る。

しかし、畑になってたり自動車学校になってたり。

やぶの中を分けいったり、堤防に上ったりを繰り返しながら進んだ。「もしかしてトレランじゃないか?」って思ったんだ。

まるで迷路?

7キロほど走ると、矢田川は庄内川に合流して水量は倍に。

ここで矢田川の名前は消え、庄内川になる

12キロほど悪戦苦闘しながら走ってると、河川敷の中にある古い堤防の道に出た。

木漏れ日の中を走る静かなコース。

「このまま、走り続けられたら楽しそうだな」って思ってたら…やっぱり、ここも通行止め

ひたすら続く通行止めの連続。その度に堤防に上るの繰り返し。

その堤防道路もスレスレをトラックが爆走していく。

どこを走っても障害だらけ。

「これ、ランニングじゃなくて迷路探検?」って思わずツッコミたくなったよね。

結局、あきらめて堤防の下の街を走ることにした。しかし、これだけ幅が広い川なのに人ひとり通れないってどういうこと?

あきらめて街中を走ることに

16キロ地点の「稲西車庫」。変わり映えのしない住宅街。

ここはどこなんだ?ゴールは近いのか?遠いのか?何も分からなくて心が折れている。

コンビニで休憩をとりながらふと思った。「ジムのトレッドミルを走ってるみたいだ」。

走る気持ちがどんどん後ろ向きになっていくのを感じていた。

ランニングの神様は僕に試練を与えてるんじゃないか?

そんな時、「試練は乗り越えられる者にしか降りかからない」って言葉を思い出した。

なるほどね、この試練を乗り越えられればハッピーエンドが待っているはずだ。やると決めたらやり通すのみ。太陽の向きと、遠くに見える堤防を頼りに、また走り出した。

潮風を感じた。ゴールは近い

右手に見える堤防が高くなっていく。そろそろ河口は近いんじゃないか。

街の中をさまよう途中、ふと古い神社に出会った。

25キロ過ぎの熱田神社。時間が止まったような静けさに、少し心が和んだ。

ここで堤防に上がって河川敷を見てみると、1キロくらい先に海が見えた

通行止めもなく、まっすぐ走れるようになっている。

このまま一気にゴールに駆け込むチャンスだ。河川敷に降りて最後のスパートを始めた。ゴールが見えると元気になる。ランナーあるあるだよね(笑)。

試練の後にはご褒美が待っていた

河口に広がっていたのは、野鳥たちが集まる楽園、「藤前干潟」

西陽に照らされて金色に輝くヨシ原だった。

キューキューと鳴きながら羽ばたく鳥たち。

そして、静かに波打つ水面。

思わず、息をのんだ。

疲れがすっと消えていく感覚だった。潮風に吹かれながら地べたに寝転がる。静けさと美しさに包まれた瞬間、これまでの試練が報われた気がしたんだ。

20キロのはずが27キロに

予定では20キロ弱だと思ってたのに、迷いながら進んだ結果、距離は27キロにのびていた

駅の近くのコンビニでご褒美のビールを楽しんで大曽根へ。

矢田川下りをもう一度やりたいかって?うーん、正直微妙(笑)。

でも、僕みたいに迷いながらも走るのが好きな人なら、きっと楽しいはず!自分だけの道を見つけて進む。そんなランニングの醍醐味を、ぜひ味わってほしい。

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