
仕事中にちょっと時間が空いた。
そしたら、いつのまにかレースに出ることになってた(笑)
今シーズン3レース目のエントリー。名古屋ランナーの間では、シーズン最終戦みたいな位置付けをされているレースである。
この大会が始まった当初、毎年のように走っていた。中でも一際、記憶に残ってるレースがある。

ローカルアイドル伴走ミッション
13年前、2012年の話。
ローカルアイドルのランニングのコーチをさせてもらった時のこと。
伴走してネットタイム(計測マット通過から)で2時間切りを達成させるのが僕のミッションだった。
スタートの時間。僕が並んだ列が動かない。ずっと動かない。15分たっても動かない。
そこで気づいた。次の3キロレースの列に並んでるじゃないか! あわててスタートである。
とりあえず最初の関門を突破しなきゃ。15分を縮めてハーフの部の最後尾に追いつけ。マックスでスピードを上げて追いつくのは5キロか。
金華橋フルスロットル
全力ロケットで金華橋を爆走。
誰もいない。車も走っていない。謎の2人が猛スピードで走るのを不思議そうに見る沿道の人たち。
キロ4分を切って走っていた。後ろを見ると、僕に離されまいと必死で走るアイドルの姿があった。
5キロの岐阜駅付近で最後尾に追いついた。これで関門には引っかからない。ここでホッと一息。ペースを下げる。
ミッション:ハーフ2時間切り
アイドルはまだまだ余裕の表情。ここがゴールじゃない。
僕たちにはミッションがある。ハーフ2時間切りを達成すること。
「このままいくぞー!」と話すと、「いくぞー!」と元気な声が返ってきた。ここからはごぼう抜き。
僕のキツいトレーニングに文句も言わず耐えた子だからね。最後は歯を食いしばって頑張ってくれた。
そして、目標の2時間切りは見事クリア。
女性ランナーでハーフ2時間切りは大きな勲章になるからね。越えさせてあげたい。どうせ走るなら、孫子の代まで自慢できる記録を残してあげたかったんだ。
あの子の今、そして僕の今
そのアイドルは今や2人の子どもを育てるママさんに。
インスタフォロワー数461万、子育てしながらグラビアアイドルをこなすというワールドワイドな存在になっている。
久しぶりだな。長良川を走るのは。
あの時の血管がぶち切れるような爆走を思い出して、もう一度ムチを打ってみよう。もう楽しみしかない。










