
毎月第2、第3金曜日は己書の日。
大曽根商店街の「喫茶はじまり」で幸座(講座)を受けている。
今回のお題は――年賀状。
ここ数年“年賀状仕舞い”が叫ばれ、紙の年賀状は下火。
でも、手描きの楽しさはむしろブームになってきている。
ハガキ×筆ペンのステージといえば年賀状が王道。
ゆえに己書はこの時期が書き入れ時。師範のみなさんは夏頃からオリジナル題材を仕込んでいるそうな。準備がエグいね。
縦2枚つなぎの鶴と亀、めでたさ満タン
先生が用意してくれたお題の山から、ハガキ縦2枚つなぎの作品をチョイス。
縦長レイアウトはメリハリが出て、見せたいものをググッと押し出せる。
9月の展覧会で見たときに「いつか自分もやりたい」と思ってたやつ。見た瞬間に「あ、これだ」で即決。
絵柄は縁起物の鶴×亀。輪郭を太く出すタイプは、細かい作業が苦手な不器用な僕でも戦えそう。

進め方はシンプル。
- 鉛筆で粗く当たりを取る
- 筆ペンで一気に主役を起こす
- 仕上げに水彩、金・銀・白ペンで飾る

文章だと一瞬だけど、ここまでで2時間みっちり。
集中をMAXまで上げて手を動かす。こういう“没頭の2時間”、ほんと気持ちいい。
気づけば鶴と亀がハガキから浮かび上がっていた。己書に限らず、何かに集中して楽しむって、時間の使い方として最強だと思う。
できあがりチェック(自虐込み)

完成を眺める。
鶴がちょい端に寄る、線は相変わらず雑――詰めの甘さまで僕っぽい(笑)
でも、縦2枚の狙いどおり、主役はちゃんと立った。全体の勢いは悪くない。
今日の発見:文字に“金縁”で一気にゴージャス

筆文字の外側を金色ペンでふちどるだけで、画面がグワッと華やぐ。普通の書道にはない発想。
先生いわく、師範→スター師範に上がるには“人と違う見せ方”の研究が必須だとか。

毎回新しい技法を教えてくれるのは、その研究の賜物。僕らはその果実をおいしくいただいてるわけで、感謝しかない。
今回も楽しかった。新しい表現を掘り続ける己書の世界は、毎回ちょっと驚かされる。
「いつか自分もオリジナルを生み出したい」――そんな誓いをまた一つ積み増し。
濃密な2時間を作ってくれた先生と、一緒に机を並べる皆さんに、ありがとー!!




