
「MONOCLE」というスタイリッシュな雑誌がある。
ロンドンで創刊されたメンズ雑誌なんだけど、ファッションだけじゃなくて、世界の街、カルチャー、デザイン、ビジネス、旅のスタイルまで、まるっと提案してくる“ライフスタイルの教科書”みたいな存在。
※Monocleは本来「片眼鏡」をあらわす。片目でじーっと観察する、紳士アイテムのこと。雑誌名の「MONOCLE」も、“世界を観察する視点”っぽさが名前に乗ってる気がする。
物欲至上主義から一線を画して、「こう生きたら、毎日もうちょっと楽しくなるよ?」と耳元でささやいてくる感じ。
読んでいると新しい視点をどんどんもたらしてくれてね、日本で言えば「BRUTUS」みたいな立ち位置かな、という感じ。
MONOCLEのトラベルガイド「TOKYO」と出会う

そのMONOCLEから、トラベルガイド「Tokyo」が出ていることを知って、思わずポチってみた
一体どんな楽しみ方を提案してくれるのか、届くまでワクワクしていた。
家に届いたガイドブックは、A5サイズのモレスキンとほぼ同じ大きさ。

手に取って中を開いてみると、もはや「これ厚紙では?」と思わせるほどしっかりとした紙が使われていた。
いわゆるガイドブックというよりも、雰囲気としてはスケッチブックに近いのかな。

さらに、ヒモのしおりが付いているのも高ポイント。
ガイドブックって、持って歩くなら「パッ」とすぐにページが開けるとありがたいからね。
東京名所を“華麗にスルー”するガイドブック

中身をちょろっと見て驚いた。
スカイツリー、美術館、皇居といった、みんな知ってる東京名所は華麗にスルー。その代わり「体験」に重きを置いていた。
というのも、だいたいのガイドブックって、「有名観光地と名物グルメを一通り並べて、『はい、これが東京です!』」みたいな、“チェックリスト埋める系”の内容が多いじゃない?

でもこの「Tokyo」は全然違った。
東京の“普通の街並み”の歩き方が載ってるんだよね。例えば、こだわりのコーヒーショップ、日本酒が美味しい居酒屋、どっぷりと浸ってみたい本屋とか。
しかも、実際に編集者が東京の街を歩いて楽しんでいる様子が、読み物として載っていた。単に上っ面を舐めて「知ったような気分」になるガイドブックじゃないんだ。
ほんとうに歩いて楽しんで、「こんな楽しみ方もあるんだよ」という空気がビンビン伝わってきた。
体験こそ「キング・オブ・コンテンツ」

そう、僕がこのブログでやってることと同じだったんだ。
僕も「体験こそ、キング・オブ・コンテンツ」だと信じて、毎日ブログを書いているからね。
大曽根の商店街や、ちょっとディープな路地裏、こだわりの喫茶店や日本酒が美味しい居酒屋、走って楽しいコース——そういう“ふつうの街の景色”の中にある楽しみ方を、できるだけそのまま届けたいと思っている。
MONOCLEのガイドブックは、ネタに詰まったときにパラリと開いて刺激をもらうための相棒にしようと思う。
大曽根の楽しみ方を伝えるのが僕の使命だからね。そして、いつの日かMONOCLEから大曽根のガイドブックが出るのを、密かに心待ちにしている。
そんな妄想をしながら、今日も大曽根の路地をウロウロと。
いや、自分で作るべきかな!










