龍にしごかれて見えてきた。己書の文字は「書く」んじゃなかった

2026-03-14

龍にしごかれたのは、無駄じゃなかった。

毎月第2、第3金曜日は己書の日。先生の人柄なのか、最近は受講生が増えてきた。

いつもの喫茶はじまり2階のレンタルルームでは手狭になって、今回から場所を移すことに。

「どて煮の大曽根」の2階、商店街の会議などに使われる「オゾンアベニュー会館」で幸座(講座)が開かれた。

「広くなったねぇ」と元気よく準備に追われる先生。2人だけの受講生でこじんまりとしてたころが懐かしい。なんて、先輩風吹かせたりして(笑)

幸座の場所が変わった

さて、今回の目標は、筆ペンをもっと自由に動かして、生き生きとした作品に仕上げること。

実は、こないだの龍のお題以来、夜な夜な自主練を繰り返していた。練習しなければ上達なしってことが、身に染みて分かったからね。

お題も龍のお題に似たものを選んだ。ハガキの下に絵があって、上に文字があるタイプ。

下の絵をサクッと描く。悩みに悩んだ龍に比べたら、そこまで難しくはない。

いよいよ文字に取りかかる

そして、本題の文字。いよいよ、龍の特訓の成果を出すときだ。

幸いにも、広い部屋になったことで机を広々と使える。前だったら、他の受講者の邪魔にならないよう余計な神経を使っていた。思いっきり没頭できるのはデカい。

ただ、ここで気を抜くと、すぐにいつもの悪い癖が出る。

「ちゃんと書こう」とすると、文字が急におとなしくなる。

それだと、己書じゃなくて、ただの習字っぽい字になってしまう。

文字じゃない。墨を乗せるんだ

そこで、頭の中のスイッチを切り替えた。

己書の文字は、「書く」んじゃない。墨を「乗せる」んだ。

そう思った瞬間、筆ペンの動かし方が変わった。

線をきれいに整えようとするんじゃない。グイッと押しつけて、くるっと回して、ハガキの上に墨の跡を置いていく。

文字を書くというより、模様を描いていく感じ。線の太さも位置も、きっちり揃えなくていい。むしろ、少し暴れるくらいの方が生きてくる。

文字じゃないから、ハガキを90度回転させて書いたっていい。

こういうのって、ランニングと似てる。練習しておけば、本番では体が勝手に動いてくれる。己書も同じで、練習しておけば、サクサクと書き進められる。

ちょっとだけレベルが上がった

できた!

余白を埋める模様のような、己書らしい文字になったんじゃないかな。

先生からも「うまく収まったねぇ」とお褒めの言葉をいただけた。

やっぱり、練習は裏切らない。ちょっとだけレベルが上がったかな。

幸座も場所が移り、僕も特訓の成果が出てきた。なんだか、新章が始まったような気がするね。

さて、ブログの記事も書き上げた。今夜も筆ペンが呼んでいる。

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