栄の「ナゴロバ」で最高のビールを飲んだ帰り、大曽根に一本取られた

2026-06-07 /

大曽根でディナーってイメージがあまりない。

だから、美味しいものを楽しもうとなると自然に栄へ足が向いてしまう。

梅雨入り前に、北からヒンヤリとした風が吹き込む初夏の日。

美味しいビールが飲みたくなった僕は、テレビ塔の下にあるお店へ駆け込んだ。

「ナゴロバ」

発酵をテーマにした深みのある料理と、Yマーケットの生ビールが楽しめるお店だ。

最近、栄に行くとほとんどここだよなってくらい通っている。お気に入りのお店である。

午後5時。開店と同時に雪崩れ込んだ。

まずはヒステリックIPAと水茄子

まずは1杯。

Yマーケットの定番中の定番「ヒステリックIPA」を頼んでみた。

苦みの向こうに、爽やかなホップが押し寄せてくる。

初夏の空気にちょうどいい。これから暑くなるぞ、ビールがうまくなるぞ、というワクワク感がある。

おつまみは、岡崎の水茄子

フワフワとした食感に、フルーツのような甘みを感じる。

そこに酒盗が添えられていた。

ちょこんと茄子の上に乗せて食べると、これまた別世界。甘み、塩加減、旨みが一気に混ざり合う。

一緒に食べていた妻からは、「えっ、これが茄子なの?死ぬほど美味しい」という最上級の褒め言葉が飛び出した。

トッピング全乗っけみたいなビール

ビールは2杯目へ。

「マスターピースエクシード」

ラーメンで言えば、トッピング全乗っけみたいな名前のビールである。

グイッと一口。

Yマーケットらしい大人っぽいモルトを感じる。ヘイジーIPAらしいトロピカルな甘みもある。甘いのに、苦い。濃いのに、キレがある。

名前に負けていない1杯だった。

エリンギが豚ステーキみたいだった

おつまみが続々とやってきた。

まずは、エリンギを焼いたやつ。

ガブリと一口。

思わず「う、うまい」と唸ってしまった。

まるで、豚肉のステーキを食べているように旨みがあふれだす。まじまじとエリンギを見た。

「あれ、エリンギ頼んだけど、間違って豚のステーキが来たんちゃう?」

そんなことを思ってしまうくらい、肉っぽい。

家で何度もエリンギを焼いたことがあるけど、こんなに美味しくはならなかった。どんな秘密があるのだろう。

本当のお肉もやってきた

お次は、塩麹チーズのハンバーグ。

本当のお肉である(笑)

レバーが混ざっているのかな、深みのあるお肉の味がする。チーズもどっしりとした落ち着きのあるまろやかさで、発酵の力を見せつけられるような味わいだった。

うまいよ、うまい。

妻に飲まれたジューシーデリック

ビールは3杯目へ。

「ジューシーデリック」

夏に飲みたくなるヘイジーIPAである。舌にひっかかるようなところがなく、グイグイと飲めてしまう素直な飲み心地。

あまりに飲みやすいので、妻がほとんど飲んでしまったのが唯一の心残り(笑)

この後も、たくさん飲んで、たくさん食べた。

かなり満たされていたはずなのに、まだ飲める。まだ食べられる。うまい店って怖い。

名古屋だから味わえる贅沢

食にうるさい妻が、こんなことを言っていた。

「ここのお店、東京だったら予約もいっぱいで入れないよ」

たしかにそうかもしれない。

東京だったら、もっと構えて行く店になっているのかもしれない。予約を取って、時間を気にして、混んだ店内で「人気店に来たぞ」と思いながら味わうようなお店かもしれない。

人の少ない名古屋だから、ふらっと入って気軽に味わえる贅沢がある。

栄の真ん中で、そんなことを思った。

帰ってきた大曽根で

帰り際、大曽根商店街でコーヒーを飲んで帰った。

栄で美味しいビールを飲んできたって話を店長さんにしたら、一言。

「あら、美味しいビールなら商店街にもありますよ」

仰るとおりでございます。

次は商店街で、たっぷりビールを飲まないとね。

◆大曽根商店街でビールならここ!「ブリューパブおおぞね」が帰ってきた|壁の絵に感じた街の奥行き

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