大曽根の街が静まりかえる、深夜2時。
誰にも邪魔されない静かな時間がやってくる。
ブログを書いたり、絵を描いたり、音楽を聴いたり。
誰のためでもない、自分のためだけの時間。
最近のお気に入りは、絵を描くこと。
落書きに適当に影をつけていくと、だんだん立体感が出てきて…
「あれ?うまく見えるかも?」なんて、自分でびっくりしちゃう(笑)

そんな夢中の時間の中で、ひとつだけ、困ったことがある。
マグカップを倒すんだ。
机の上で、腕がちょんとぶつかる。
畳が濡れるくらいならまだいい。
でも、Macにぶちまけたらどうなる?
買い換える金額を考えると、想像だけで心が冷える。
これは…対策が必要だ。
転ばぬ先のマグカップ探し

「倒してもこぼれない」
これが絶対条件。
でも、考えてみると意外と難しい。
ペットボトル?キャップ式?たしかにこぼれない。
でも、開けるのがめんどくさい。閉め忘れそう。
そう、“めんどくさくない”ことも、僕にとっては大事な条件。
こぼれなくて、開けやすくて、使いやすい。
そんな虫のいいマグカップ、あるわけないよな…。
そう思ってた。
無印に、あった

無印良品にふらりと入ったら見つけた。
「蓋付きマグカップ」
名前からして、そのまんま。
けど、これがすごくいい。

スライド式の飲み口を親指でスッと開けて、飲む。
それだけ。
閉めるのも一瞬。開けっ放しにならない安心感。

蓋にはシリコンのパッキンがついていて、本体にピタッと密着する。
水筒に使われるような仕様で、安心感がある。

しかも飲み口はラバー製で、スライドタイプ。
ただし、このラバーが“飲み口の穴にはまり込んで密閉する”構造じゃない。
薄い板のようなスライドが、ただ上に乗っかってるだけなんだ。

だから──倒れたとき、どうなるか。
実験開始:倒してみた
買って帰って、さっそく試してみた。
水を入れて、蓋をして、上下にひっくり返す。
……こぼれない。完璧じゃん。
思わず「これだよ、これ!」とガッツポーズ。

でも、ふと我に返った。
待てよ。倒すときって、上下逆じゃなくて横倒しだよな?
試してみた。
すると…
スライドの隙間から、水がちょろちょろとこぼれてきた。

ああ、やっぱり…。
けれど、それもそのはず。
この構造なら、横倒しで完全密閉するのは難しい。
ラバーが穴にがっちりはまってるわけじゃないから、スライド板と穴のわずかな隙間から、水が出てしまうのも無理はない。
「うわ、やっぱりダメだったか…」
一瞬そう思ったけれど、冷静に考えたら、この程度で済むのはすごいことだ。

普通のマグなら、一気にバシャァッ!といくところ。
でも、この子はちょろちょろだけ。数滴だけ。
すぐに起こせば、被害は最小限。
“完璧”じゃないけど、“ちょうどいい”
僕にとっては、それで十分だった。
僕の時間を守ってくれるもの

このマグなら、もう気を使って遠くに置かなくていい。
手元に置けるから、集中が途切れない。
もしかしたら、完全な解決ではないかもしれない。
でも、必要十分だ。
洗うのがちょっとだけめんどくさいけど、
それくらいは、絵を描く前のウォームアップと思えばいい(笑)
そして、いつかまた、倒す日は来るだろう。
でも、今はそれがちょっと楽しみなんだ。





