源氏物語絵巻展の帰り道に甘い罠——大曽根商店街「星コーヒー店」の柿パフェ

絶品のパフェとコーヒーがあなたを待っている。

大曽根商店街の中ほどにある「星コーヒー店」。

徳川美術館で開催されている源氏物語絵巻展に合わせて「柿パフェ」という限定メニューが始まっている。

パフェに目がない僕は、いそいそと商店街へ足を伸ばした。

ランニングで体が甘いものを欲しがってるんだ〜!なんて言い訳しながらね(笑)

ライブで皮をむく柿に心が躍る

ドアを開けた瞬間、焙煎したての香ばしさがふわっと広がって、外の冷たい空気まで一瞬でぬくめてくれた。

早速、柿パフェを注文する。

なんと、お店の方が柿を1個取り出して皮をむき始めた。

すげー!!フレッシュな柿を丸ごと1個使うとは!僕は最初、缶とかパックされた柿をそのまま乗せるのだと思っていた。

こりゃ、美味しいぞ!期待がふくらんでいく。

スペシャリティーコーヒーのように雑味なし

出された柿パフェはコーンフレーク、コーヒーゼリー、アイス、クリーム、ベリーソースの中に柿が鎮座していた。

グラスの側面から見ると層のコントラストがはっきりしていて、スプーンを入れるのがもったいないやつ。

柿を一口。

ん、これ美味しいぞ!柿って渋さというかエグみが付きもの。

でも、この柿はそんな雑味は一切なし。やさしげで深い柿の甘みだけがする。まるで、ここでいただくスペシャリティーコーヒーのよう。

口当たりはやわらかく、繊維の引っかかりがほぼないからスッと溶ける。甘みの余韻がふわっと長く残って、次の一口を急かしてくる。

ベリーソースで甘さが重層化

そして、ベリーソースと一緒に食べると絶品。

柿の深い甘さと、ベリーの軽やかな甘さが絡み合って、重層的な甘さになっていた。

ベリーの酸味が“合いの手”になって、コーヒーゼリーのほろ苦さが最後を締める。

甘いのに軽い、軽いのに満足感があるという矛盾を正面からねじ伏せてくる。

作り手のこだわりを直撃

お店の方に柿パフェのこだわりを聞いてみた。

柿そのものには、あんまりこだわりはないご様子。

——といっても“適当”という意味じゃない。

柿と相性のいいベリーソースで甘さを最大化するというスタイルだそうだ。

商店街でこんなに美味しいパフェを食べられる日が来るとは……。おじさん、涙が出そうになったよ(笑)

芸術の域

柿パフェと合わせると美味しいコーヒーも頼んでみた。

ホンジュラスのウォッシュドというもの。色々と説明してくれたけど、申し訳ない、全然覚えてない。

でも、味はしっかり覚えている。

ブラッドオレンジのような柑橘系の甘酸っぱさ。苦さはまったくなくて、後味までしっかり甘みが残っている。

パフェと合わせるといいとかいうレベルじゃない。もうこのコーヒーそのものが芸術のような味。

お酒じゃないのに酔いしれるってこと、あるんだね。

口に含んだ瞬間にアロマがふくらんで、温度が少し落ちても輪郭が崩れない。冷めてもだれないタイプ、好き。

帰り道の幸福予告

柿パフェはもちろん、コーヒーも絶品だった。「徳川美術館帰りの人はまだ来てないんですよ」とお店の方が笑っていた。

源氏物語絵巻展に行ったら、大曽根商店街に立ち寄るのをお忘れなく!美味しいパフェとコーヒーが待ってるよ!

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