絵を描き始めて、いろいろと気づいたことがある。
まずこれ。自由に思い切って描くと、なんだか良く見えるんだよね。逆に、失敗を恐れて描いてると、途端にしょっぱい絵になってくる。最近は、体感として分かってきた。
うん、怖がった線って、見た瞬間に“ビビってる”のが分かるんだ。
A5の窮屈さと、「大切なノート」の呪い

ターレンスのスケッチブック、A5サイズを使っていた。
ただ、小さい紙に細々と描くのがどうも苦手らしい。

しかも「大切なスケッチブックだから丁寧に…」って思った瞬間、筆がピタッと止まる。
本当は、落書きみたいにたくさん描きたい。質より量で描きまくりたいのに、気持ちは真逆の方向へ。
A5に描いた線は、気のせいじゃなくて心まで小さくなって見える。線も心も縮小コピー。
コピー紙は自由、でもコンプラは不自由

そこで、会社で捨ててしまう使用済みのコピー紙をもらってきた。
A4の大きな紙に、夜な夜な好きなだけ落書き。これが大正解。楽しいし、たくさん描けば自然と上達していく感じもある。よし、このペースで行こう。
自由に描けるって本当に素晴らしい。学生のころ、ルーズリーフに落書きばっかしてたら先生が「ノートじゃなくて漫画だな」ってあきれてたのを思い出した。…まあ今もやってること同じか。
…と、ここで問題。コピー紙には機密情報がある。
処分にも気を使うし、まとめてスケッチブックにして外で描くなんて危なすぎる。さらに、うまく描けたのを写真に撮ったら、裏の数字までバッチリ写ってた。
もはや絵より情報漏洩の方がリアル。落書きなら破って捨てればいいけど、上達を確認するために残したい僕には、地味にストレス。
これは落書きだけにとどめたほうがいいようだ。
条件はシンプル:A4で大きく、罪悪感なく量を描ける
じゃあ、新しいスケッチブックを買おう。
条件は3つ。
1️⃣ 落書きしてもコスパが気にならないやつ。
2️⃣ 大きく描けるA4サイズ。
3️⃣ 水彩はまだやらないから、線画を気持ちよく楽しめるノートで十分。
ざっと調べると、ノートはだいたい1枚10円前後。主流はA4よりちょっと小さいB5。A4の無地は、探すと意外と少ない。
猛暑の中、栄の文具店を歩きに歩いて自分好みのノートを探し回った。
見つけた「神ノート」:マルマンのスパイラルノート

最終的に刺さったのが、マルマンの「スパイラルノート ベーシックA4 無地」。
80枚で557円(アマゾン)。1枚≒7円。駄菓子より安い練習料。なのにペラッペラじゃない。

丈夫でコピー紙より厚手なのは、さすが和製スケッチブック最強メーカーのノートだけある。
落ち着いた茶色のクラフト表紙で、安っぽく見えない。正直、これだけでうれしい。
360度開くのがイイ!

さらに、金属コイル綴じで360度折り返せる。
机の上でも省スペース、汚しにくい。いつか外スケッチするときも、片手で持って描ける。ここまで僕の用途に合うノート、もう他にないかもしれない。
ターレンスのスケッチブックはしばらく休んでもらおう。
このノートで自信を持って描けるようになったら、またお世話になろうと思う。
80枚、描き切る。寝る前に1枚でいい

とりあえず、この80枚を全部描き切ったら、僕はちょっとだけ上達しているはず。
やることはシンプル。毎日、寝る前に1枚。
80日=だいたい3か月。筋トレなら腹筋がうっすら割れてるころ。ランニングならフルマラソンに挑めるレベルになっている。絵でもたぶん、同じことが起きる。
そして心の中で、フェリックス・シャインバーガー師匠にほんの少しでも近づけたら、それで今日は勝ち。よし、今宵もスパイラルノートが待っている!




