ラスボスの背後にいたのは——こいつだ。こいつを倒せば、宿敵・右膝痛に決着がつく

ラスボスって、倒した瞬間に「第二形態」が始まってウゲーー!!ってなるじゃん。

ワラーチランニングもそんな感じなんだよ。

右膝の痛みという名のイベント

僕の弱点は、ずっと右膝。ちょっと頑張って走る。んで、翌日はズキズキと痛む。

ワラーチで走ってると、ふと気づいた。

右足だけビブラムシートが親指側にズレていくんだ。そう、膝が痛む方の足だけ。

「え、なんで右だけ?」

足元から始まる現場検証

速度を落として、足元を確認しながら走ってみた。

なぜ右足だけズレて、左足はズレないのか。 左右の動きを比べてみると、見えてきた。

左は常にまっすぐ前を向いて、重心の真下で着地している。

対して右はめちゃくちゃだ。足先が外を向いたと思ったら、内を向いたり。着地する場所も重心の下から常に外れて、どこへすっ飛んでいくのやら。まるで僕みたいにチャランポラン(笑)

犯人は昔の自分だった

何でなんだろ? 思い当たる節があった。

僕は子どものころ空手を習っていた。 左は軸足なので安定重視、無駄に動かさない。対して右は蹴り足で、常に振り回していた。

で、今でもその名残りがあるというわけだ。

右は、放り出した挙句にひねりながら着地してしまう。この癖がシートのズレになっていたみたい。

膝って、ひねりの動きに弱い構造になっている。……つまりシートがズレないフォームなら、右膝も痛まないのでは?

第二形態、出現

こないだワラーチダンジョンのラスボスを倒したと思ったら、その背後に本物のボスが………。

こいつを退治すれば、長年の問題だった右膝の不安が消えるかも。いわば鉄壁防御の呪文を手に入れて無敵の勇者になれるも同然。ちょっと言い過ぎか?

さて、走ってみた。朝の気持ちいい風が流れる矢田川へ。

簡単だったね。……最初のうちは。

でも、敵はフォームじゃなくて、僕の集中力だった。

真のボスは“油断”

右足を、左足と同じ感覚になるように動かす。

足を上げたら、まっすぐ下に母指球から落とすだけでいい。

さらに感覚的なことを言うと、母指球から親指の先までを矢印のように感じて、矢印の先をまっすぐ前に向ければうまくいく。うん、我ながら何言ってんのかさっぱり分からん(笑)

気をつけてる時は、シートはズレない。でも、ラジオに夢中になるとズレていく。

分かったぞ!こいつの正体は「油断」だったんだ!

まだ旅の途中

膝の痛みを退治するためには、元のフォームを忘れてしまうくらい体に刻み込んでいかないと。

ヒラメ筋が痛まないように、シートがズレないように、気をつけることがあれこれあって、もう頭の中がパンク寸前。ワラーチならもっと自由に羽ばたくように走れると思ってた。

でも、そんな境地にたどり着くにはまだまだ先のよう。

ラスボス倒したと思ったら、こいつはまだ雑魚で、その先が続く。

僕は今、ワラーチじゃなくて「自分を変える攻略の旅」を走ってる。果てしない冒険ストーリーになりそうだよ。

おっと、ここでセーブしとかないと(笑)

つづく。

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