痛恨転倒から3週間…ついにランニング再開!希望は見えた?

2025-01-19 /

冷たいレトルトカレー。

それを温めもせずに白ごはんにかけて食べる――なんとも物足りないというか、切ない感じがするんじゃない?

実は今日の僕のランニング再開は、まさにそんな気分だったんだ。

3週間ぶりに一歩踏み出す

背中をケガしてから、ちょうど3週間

ここまで来ると「動かない生活」にも妙な慣れが生まれるもの。

おかげで最近の僕は、机やソファみたいに部屋の景色に溶け込みつつあった。

でも今日は違う。

ついに動く時が来た――というか、このまま動かないとすぐに来年が来てしまうと。

ペンギンのようなランニング

外はスカッと晴れ渡り、春のようなポカポカ陽気。

あまりに天気が良すぎて、家にいるのが罪悪感にすら感じるほど。

だけど、ランニング再開といっても、ドラマみたいな壮大な復帰戦を繰り広げるわけじゃない。

ランニングシューズも履かず、出かけるついでに大曽根駅までの1キロを走ったり歩いたり

いや、「走る」という表現さえ怪しい超低空飛行だったね。

まるでペンギンが飛ぶ練習をしているみたいな、ちょこまかとした小さな動き。

正直言うと、この程度でも精一杯だったんだよね。

冷たいレトルトカレーのような虚しさ

準備なし、ウォーミングアップなし、適当な服装、ゴールはいきなり目の前。

走っても体は冷えたままだし、途中で肋骨の奥が「ギシッ」と主張を始める。

そのたびに「え? まだ壊れてる?」と不安になりながらも、なんとか駅まで走ってたどり着いた。

でもやっぱり、寒々しくてテンション上がらない、間に合わせただけのやっつけ感がすごい。

「冷たいレトルトカレー」っていう比喩を突然書き出したのは、そんなわけだったんだ。

結局、痛みがおさまるまで、駅でコーヒーを飲みながら座り込む。

もう完全に「休日のおっさん」丸出しだけど、まあいいじゃないか。

10数年前の教訓が呼び覚まされる

実は今回、少し痛みが残る状態であえてランニングを再開したのには理由がある

10数年前、僕はふくらはぎを肉離れして半年間も脚を引きずる日々を送っていた。

その時、トレーナーが僕を励ましてくれた一言が今も忘れられない。

「もう治ってるのに、怖くて脚を引きずってるだけだよ。勇気を出して普通に歩いてみよう」

その言葉に背中を押されて、恐る恐る普通に歩いてみたら――歩けた。あっさりと。

どうやら僕を縛っていたのは「再発したらどうしよう」という恐怖心だけだったらしい。

だから今回も、少し痛みが残る状態で走り始めてみた。

あの時の教訓を思い出しながら。

どん底から上がるだけ

今日のランニングで分かったことは一つ。

「痛み、まだ全然残ってるじゃん」

うん、これが一番の収穫だった。

脇腹も背中も完全には治ってないし、全快まではまだ時間がかかりそう。

けど、あの時の肉離れが教えてくれたこと――「恐怖は自分の頭の中にあるだけ」という気づき――が、今回も僕を支えてくれた。

まあ正直言うと、夏から年末まで積み上げてきたものがリセットされている事実には、かなりガッカリしているけどね。

ただ、「どん底にいる」ということは、あとは上がるだけ

そう考えれば、気持ちも少し軽くなるもんだよ。

これからの楽しみ

走れる体を取り戻すためのプロセスを楽しもうと思う。

今は数メートルしか続けて走れない。

これから少しずつ距離を伸ばしていって、また颯爽と大曽根の景色を駆け抜けられる日を夢見ている。

「冷たいレトルトカレー」だったスタートが、温かくスパイシーな美味しいカレーに変わる日を目指して。

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