
背中のケガは、ついに日常生活にほとんど支障がないところまで回復してきた。
でも、新たな問題がじわじわと表面化してきたんだ。
ケガした部分は静かになりつつあるのに、なぜか脇腹や体幹の筋肉が大騒ぎを始めている。
これがまあ、厄介でね。
どうしてそんなところが痛むのか、自分でも最初は分からなかった。
脇腹の大騒ぎ:筋肉痛の連鎖反応
ケガした背中を動かさないようにしているうちに、脇腹の筋肉に無意識の負担がかかって筋肉痛を引き起こしていたらしい。
そして、その筋肉痛をかばおうと別の部分に力が入る。
これが繰り返されるうちに、体幹全体が筋肉痛の連鎖反応で悲鳴をあげるようになった。
「背中の痛みをかばってたら、なんで他の筋肉がこんなに暴走するんだ?」
正直、自分の体が何をしているのか分からなくなる。
これはどうすべきか…と、悩む日々だった。
救世主登場:友人からのタイガーバーム

そんな時だった。
友人がふとしたタイミングで、何気なく「これ、中国のお土産だよ」と渡してくれたものがあった。
それが「タイガーバーム」。
シンガポール生まれの塗り薬で、打ち身や捻挫の痛みをやわらげる効果があるらしい。
「これ、自分の痛みにも効くのかな?」と半信半疑だった。
でも、試さずにはいられなかった。
タイガーバームを塗ってみた感覚:五感が目覚める瞬間

体幹全体にタイガーバームを塗り込むと、まずスーッとする冷たい感覚が全身を駆けめぐった。
まるでミントアイスを押し付けられたような清涼感。
そして次に来るのがピリピリと熱くなるような刺激。
これが効いている感じがして、頼もしく感じる。
塗った瞬間は「まあ、一時的に痛みがまぎれるくらいだろう」と思っていたんだ。
ところが驚いたのはその後だった。
いつもなら痛みを発する脇腹を動かしてみても…静かだ。
あれほど大騒ぎしていた筋肉たちが、まるで映画のエンドロールのように、静かに幕を下ろしているではないか。
「なんだこれ…本当に効いてるのか?」
一瞬、自分の体を疑った。
余計な痛みが消えて分かったこと

タイガーバームのおかげで、これまで動きを邪魔をしていた余計な痛みが消えた。
その結果、自分の体の状態を冷静に感じ取れるようになり、ある重要なことに気づいた。
「背中のケガは、もう過剰にガードする必要がない。無駄に力を入れなくていいよ」と。
この認識が広がると、不思議なくらい痛みがどんどん引いていった。
まるで体が「回復モード」のスイッチを入れたみたいに。
これまではケガをかばうために緊張していた筋肉たちが、ようやく役割を終えてリラックスを始めた。
その瞬間、背中そのものの痛みも軽くなっていったんだ。
余計なサポートをやめたことで、体が本来持つ治癒力を取り戻してくれたような感覚だった。
光が見えてきた!ランニング再開への手応え

タイガーバームを塗った翌日から、脇腹の痛みは徐々に消えていき、速歩きも問題なくできるようになった。
背中を無理に動かさなければ、痛みもほとんど感じない。
「これなら、あと数日でランニングを再開できるかも!」
そんな希望が見えてきた。
タイガーバームと友人への感謝

この感覚を手に入れたのは、友人のおかげ。
いつもは謎のお土産ばかり持ってくる彼が、今回に限ってどストライクの品を渡してくれたことに感謝しかない。
ありがとう、タイガーバーム。ありがとう、友人よ。





