体温を超えてきた、ここ最近の暑さ。
大曽根だけじゃない。どうやら日本全国が天然サウナとしてオープンしたらしい。
ふらっとランも、商店街散歩も、できやしない

いつもなら、ふらっとランニングに出たり、ウォーキングでぶらついたり。
気まぐれに商店街まで遊びに行ったりもしていた。
だけど今は、そんな気分には到底なれない。
外に出るのは、仕事に向かう時だけ。
その一歩には、ちょっとした決意がいる。
今はとにかく、家で涼しくしているのが正解だと思ってる。
ネタ切れ上等!僕の旅先はスケッチブック

……というわけで、ブログのネタが、見事に枯渇しました(笑)
家にこもりきりの日々。
スケッチブックを相手に、静かに独り言みたいな絵を描く時間が続いている。
そこで今回は、こないだから使い始めた、ターレンスのモレスキン型スケッチブックについて、
書き心地を少し語ってみたい。
まずは、紙の色とインクの相性から

まず、紙の色。
真っ白ではなく、少しクリームがかったやさしい色合い。
この色が、万年筆の真っ黒なインクにはよく映える。
でも、鉛筆だとちょっと印象が変わる。
紙と鉛筆のトーンが近くて、コントラストが薄く、絵がふんわりしてしまう感じ。
パチッとした線を求めるなら、ちょっと物足りない。
万年筆の裏抜けは、愛せる個性になる

じゃあ、全部を万年筆で描けばいいかというと、そこも少し問題がある。
愛用している「ふでDEまんねん」には、純正の水性インクがついていた。
このインク、濃いめに描くと裏抜けする。しっかりと。

ただ、これはラフな落書きを楽しむ程度の使い方なら気にならない。
むしろ僕としては、裏まで抜けてしまったインクの模様すら楽しめている。
いつだってポジティブ変換するのが僕のクセで、そのにじみ方すら「味だ」と思えてくる。
……とはいえ、たぶん他の人はそう思わないかもしれない。
丁寧に描いた線が、裏のページでにじんでしまったら、大事に描いたぶん、がっかりするだろう。
だから、水性インクは裏抜けしやすくて、顔料インクの方が裏抜けしにくい――という話を聞いた時、次は顔料インクを試してみようと思った。
鉛筆が映えない理由も見えてきた

鉛筆が“物足りない”と感じる理由も、少し見えてきた。
たとえ絵が下手でも、光と影のコントラストがしっかり出てるとなんとなく“絵っぽさ”が出てくる。
でも、コントラストが低い鉛筆だと、下手さがむき出しになる。
だからこそ、丁寧に描こうという意識が強くなるし、結果的にそれが絵の練習にもなっているかもしれない。
歪んだ線だって、自信を持ってめくる

一方で、万年筆で描いた線は、どこか力強い。
たとえ線がゆがんでいても、
「こういうのが描きたかったんですけど、何か?」とすました顔でページをめくれるのがいい。
だから最近は、万年筆で描いたページの裏面を、鉛筆の練習ページにするというサイクルができあがっている。
これがちょうどいい使い方になっている気がする。
黒表紙のこいつが、外へ連れ出したくなる理由

このスケッチブックのもう一つの魅力は、持ち運びのしやすさ。
高級ノートに見える黒表紙。
丸みを帯びた角と、ハードカバーの安心感。
外観は、まるでモレスキン。
だから、職場にもこっそり持っていける。
休憩時間にちょっとだけ開いて、静かに絵を描く楽しみがある。
しかも、このスケッチブックをバッグに忍ばせておけば、いつでもどこでも“スケッチモード”に入れる気がしてくる。
夏の静けさと線のリズムが重なる

今のこの暑さの中で、スケッチブックと過ごすこの時間が、自分にとっては一番のリズムになっている。
秋になったら、このスケッチブックを持って、外に出てみたい。
大曽根商店街の静かな街並み、風鈴が揺れる音を聴きながら、その場の空気を線で描いてみたい。




