線一本から物語が動き出す夜。大曽根商店街の謎、いよいよ公開間近!

線一本で、物語が動き出す瞬間がある。

大曽根商店街謎解き計画、ついに手描きステージに突入した。

ここからが本番だ。

キレイに描けたら、それで完成。

けれど、簡単には終わらない。

地図を描いたときもそうだった。

何枚も何枚も描いてはダメ出し、また描いては修正。

その繰り返しの果てに、一枚の「これだ」という作品が生まれる。

今はその、最終ステージの入り口に立っている。

手描きでキャラクターに命が吹き込まれる

この作業が、とにかく楽しい。

ただの線だったキャラクターたちが、一本一本の線に魂を宿していく。

線にメリハリをつけ、陰影を乗せる。

すると、静止していたはずの世界が、音もなく動き出すんだ。

まるで魔法だ。そう、「オズの魔法使い」の謎解きを作ってるからね。

この瞬間のために、僕は手描きにこだわっているのかもしれない。

誰かが、きっと楽しんでくれる

あのとき仕上げた地図の文字、あれも下書きをトレースして、汚い字に魔法をかけた。

けど、トレースの技術っていうのは、油断するとすぐにどこかに行ってしまう。

今はまたスタート地点に戻って、もう一度、ひとつひとつ手を慣らしている。

でも、それが全然苦じゃない。

だって、この謎解きで、誰かが笑顔になってくれるかもしれない。

いや、何万人もの人が楽しんでくれるかもしれない(ちょっと欲張りすぎかもね、笑)

だったら、手間ひまなんて惜しいわけがない。

納得がいくまで、何度でも、描く。

謎解きは、ヒントと答えもいるんだよ

謎解きは、地図と違って、一枚作って終わりじゃない。

本編の謎に加えて、ヒントと答えも作らないといけない。

ヒントは、喫茶はじまりに置かせてもらう予定。

行き詰まった人が、ドリンクと引き換えにこっそり見られる仕組み。

だから、パッと見てどこを見ればいいかわかるように、白黒を反転させた。

見たいところだけがサッと目に飛び込んでくる。

迷わない。理解が早い。そんなデザインを目指した。

答えのほうは、たぶん出番は少ない。ヒントがあるから。

本当に分からなかったら、お店の方に頼めば答えを出してもらうようにしておく。

もちろん、答えの存在はあえて明記しない。

全然分からないまま終わるのはつまんないから、最後の最後につかむ「クモの糸」みたいな感じかな。

できあがったヒントと答えを見てニヤニヤ

さっき、ヒントと答えの原稿を作って、近くのコンビニでプリントしてきた。

ざっくり作った割には、思った以上にメリハリがあって、いい感じ。

自画自賛しながら、にやにや眺めていた(こういう瞬間が、いちばん楽しいかもしれない)

あとは仕上げるだけ!

さぁ、あとは、納得いくまでペン入れの時間だ。

夜の静けさに、ペン先がカリカリと走る音だけが響く。

机の上には、描きかけの用紙と、冷めたコーヒー。

ときどき手を止めて、描いた線をながめる。まだだ、もう少し。

ふと顔を上げると、窓の向こうに夜明けの気配がにじみ始めている。

よし、あと一息。

今週末、公開予定。

だから、夜明けまで粘る日々は、あと少し。

今夜も、ペンとの静かな戦いが始まる。

(追伸)

大曽根で、あなたを待っています。

この謎を解くのは、あなたです。

2025-06-04|タグ:
関連記事
最新記事