
3日目のバンテリンドーム。もう来る理由なんてないはずなのに。
気づけば、3日連続でバンテリンドームにやってきた。
ゼッケンの受け取りは終わった。大会で必要なものは、すべて持っている。
だから、もう来る理由はない。 …はずなのに。
でも、マラソンフェスティバルが開催されているとなると話は別。
この場所にただようスタート前の熱気を、もう一度味わいたくて、気づけばまた足が向かっていた。

ドームに入ると、目の前には白やピンクの風船がゴールを華やかに彩る。
そう、名古屋シティマラソンは、名古屋ウィメンズマラソンのついでに開催される大会。
女性ランナーが主役の大会だから、彩りも華やかで軽快だ。
おっさん度高めな普段のマラソン大会とは違う、この特別な空気感が心地いい。
熱気!ランナーの祭り!

ドーム内は、まるでランナーのテーマパーク。
人気のブースには近寄ることすらできないほどの人だかり。
みんな遠方から来てるようで、大きなリュックを背負い、スーツケースを引きずっている。

その姿を見て、「ああ、マラソン前日だな」と実感する。
聞こえてくるのは、日本語だけじゃない。英語、中国語、どこか遠くの国の言葉まで飛びかっている。
名古屋ウィメンズマラソンは世界的な大会だと、あらためて思い知らされる瞬間だね。
ニューバランスの罠(?)にハマる

大会のメインスポンサー、ニューバランスのブースへ向かうと、
目の前にずらりと並ぶ大会限定Tシャツやシューズ。
春らしいパステルカラーのウェアを見て、「いいじゃん、記念にひとつ…」と手を伸ばしかけた。
が。
「レディースのみ」。
……ニューバランスさん、僕ら男性ランナーのこと、ちょっとだけでいいから思い出してくれませんか?(泣)
両手いっぱいに買い物袋を抱える女性ランナーたちを横目に、静かにブースを後にした。
爆売れする「完走セット」。みんな不安すぎる件。

一番人気は、やっぱりスポーツ用品店。とくに「完走セット」が飛ぶように売れていた。
しかも、4時間用、5時間用と、目標タイム別に分かれている。
「え?そんなピンポイントで効果あるの?」とツッコミたくなるが、みんな真剣そのもの。
さらに、足つり対策セット、後半ブースト用セット、レース後の疲労回復セットまでそろっている。
「いったい何を選べばいいんだ…!」
厳然たる事実:もっと練習しておけ

この迷いこそ、レース前日ならではの醍醐味かもしれない。(でもね、練習不足のKOKIXには、どれを飲んでも変わらない気がするぞ?笑)
✅ 練習不足にサプリは効くのか?(答え:効かない)
かつては僕も、こういう完走セットや疲労予防のテーピングで付け焼き刃を試みたことがある。しかし、今ならわかる。
✅ 練習不足は、何をやっても補えない。
これ、真理。「わかってるなら走っておけ!」と1か月前の自分を叱りつけてやりたい(笑)。
まあでも、安心材料にはなるので、気休めにはいいかもしれない。(気休めは大事。マラソンは意外とメンタルスポーツだからね)
まさかの「ういろう for アスリート」登場

そして、今回もっとも衝撃を受けたのがこれ。
「青柳ういろう for アスリート」
……ついに、名古屋名物の「ういろう」までスポーツ仕様になったのか!?
「ういろう!はしろう!がんばろう!」のキャッチコピーが無理やり感あって、思わず笑っちゃったんだよね。

恐る恐るパッケージを開けると、中には 「塩さくら」と「塩しろ」 の2種類。これ、つまり「走りながら塩分補給ができる和風補給食」ってこと?
なるほど、ポケットに入れておいて、小腹が減ったら「お口へポイ」ならぬ、チューっと吸って補給すればいいんだな。

……いや、これ普通に楽しみだぞ?
明日はポケットに忍ばせて走ることにしよう。ポポポイのポイ!って体が軽くなりそうな気がしてきたぞ(笑)。
肉のパワー、明宝ハムのフランクフルト

歩き回って疲れたので、キッチンカーエリアへ。
僕の選んだ一品は、東海地方で「ハムといえば?」と聞けば誰もが答える「明宝(めいほう)ハム」。

フランクフルトを1本頼んでみた。紙に包まれていて、食べ歩きにはピッタリだからね。
もうね、食べた瞬間に衝撃。
プリッとした食感から、中はギュッと引き締まって、ズッシリとした重たさを感じる。

そして、口の中に駆け抜けていく肉の旨味。
「これ、フランクフルトの最高峰だろ…!」
走る前日にこの重厚感、間違いなく正解!
いよいよ明日。21kmの先へ!

マラソンフェスティバルを堪能した。スタートまでに、もう本当にやれることはなくなった。
あとは家に帰って、ゆっくり寝るだけ。お酒?今日は我慢しよう。
控えた分の反動はどうなるのかって?
もちろん、祝勝会で爆発だ!!!










