昨日の自分、わけわからんテンションで書き散らかしてて笑った(笑)
朝、自分のブログを読み返してみる。すると昨日のあいつ、「ランニングシューズ決別宣言」なんてことをぬかしてやがった。
なんでそんなことを書いたのか。

理由は単純で、ちょっと変なものを手に入れたからだ。
シューズ補修用のビブラムシートと、キャンプに使うパラコード。
……これ、一体なんに使うんだ?って話。
この2つを使って僕は、ランニングシューズの代わりになるものを作る。
ハリケーンみたいな語感のやつが来た
その名は「ワラーチ」。
英語で「Huarachi」と書く。まるで、ハリケーンでも巻き起こしそうな字面。実はこのワラーチ、ランニング界に嵐を巻き起こしたんだ。
裸足の革命を起こしたのがワラーチ。
ワラーチとは、裸足感覚で走れるランニング用サンダルのこと。メキシコの山岳民族がワラーチを履いて1日100キロを平気で走るとか。シンプルさが受けたのか、日本にこのワラーチが紹介されると瞬く間にランニング狂の間でブームに。時を同じくして「陸王」というドラマが放送され、裸足に近い自然な走りが注目された。

人類の進歩を否定してるような気にもなる。
ワラーチって、ただのゴム板の上にコードを巻きつけるだけ。きらびやかなランニングシューズと比べると、正直言って原始人みたい。
一体、何がそんなにすごいのか?
翼、折れてませんか
説明しよう。
シューズに頼り切ったことで、ランナーは「翼の折れたエンジェル」になってしまった。
シューズを履くと、本来得られるはずの地面の感覚が消えてしまう。さらに、高いクッション性のおかげで走り方は雑に。
人間は本来、走ってもケガをしない構造になっている。
でも、シューズを履くとランナーは自然からかけ離れた走りになる。そして、ケガばかりするようになってしまったんだ。
翼を取り戻すしかない。でも、どうやって?
そんなの簡単だよ。
シューズとさよならすればいい。その代わりとなるのがランニングサンダルの「ワラーチ」なんだ。
長くなったね。能書はここまでにしておこう。
革命はお気軽DIYから

ビブラムシートとパラコードを使ってワラーチを作ってみる。
作り方は、「マンサンダル」というのを参考にした。僕の拙い説明ではアレだから、作り方の詳細が必要なら公式を参考にしてほしい。

必要な材料は3つ。
ビブラムシートは2枚(両足分)で1500円、パラコードは30メートル(10足分)で1500円。あとは型紙用にA4くらいのコピー紙2枚。合わせて3000円。
使う道具は、日曜大工に使う大きめのハサミ、6ミリのポンチ、ハンマー、コード終端処理用のライター、白ペン。だいたい家にあるような物ばかりかな。
簡単すぎて、ごめん。
そうそう、履き物を自分で作ったことってあるだろうか。
ほとんどの人はないんじゃないかな。
自分で履き物を作るとか、難しそう………。なんて、声が聞こえてきそうだね。
でも大丈夫。ほんとにあっけないほど簡単なんだ。

まずは、紙に足形を描く。足に沿ってグルっとペンを走らすだけ。あっ忘れてた!まだ足を紙から離しちゃダメ。鼻緒の位置と、くるぶし側の穴の位置もマークしておこう。

できあがった型紙を見て気づく。左のが明らかにデカイ。空手とサッカーをやっていたせいか、軸足となる左を酷使したからかな。
左右の大きさがバラバラでも関係なし。完全オーダーメイドなのもワラーチの強みなんだよね。
その紙を今度は、ビブラムシートに写しとる。

黒ペンだと見えないから、白ペンで描くと見やすい。

ビブラムシートをハサミで切り取って、ポンチで穴を開ける。
ビブラムシートは頑丈だからね。紙用のハサミだと切るのは厳しいかも。いわゆる万能バサミを用意しておきたいところ。

最後にパラコードを巻いて完成だ。巻くのはちょっと難しそうに見える。
でも、ご安心を。
マンサンダル公式にめちゃくちゃ丁寧な巻き方がのっていた。「絶対、誰でも作れる」って断言しちゃうね。最後にコードの終端をライターであぶるだけ。
よっしゃ!ワラーチ完成!……これ、外で履く勇気がいるやつだ(笑)
さて、ここまでどれくらいの時間がかかったでしょう?

ワラーチ作りにかかった時間は、たったの1時間。
履き物を一足作るのに、これだけの時間しかかからないって驚くんじゃないかな。
翼を取り戻せ!
誰にも見せたことのない白い肌をワラーチに通す。
どんな履き心地なのか。
軽い、軽いよ!まるで、裸足みたい。僕は思わず唸っていた。
って、当たり前か(笑)
裸足のような感覚で走れるサンダルだからね。足の指がガバッと開くと、立った時の安定感が増す。指の間を抜けていく風がひんやりとしている。
さぁ、行こうか。
GLAYじゃないけど、千のナイフのように寒風が胸を刺す矢田川へ。こんな季節にワラーチで走る酔狂なんていない(笑)
僕は翼を取り戻す。裸足の革命を起こすためにね。





