答えは自分の中にあった。ワラーチ迷子からの「ゼログラビティー走法」発見

昨夜、僕はブログを読み返していた。

ワラーチランニングについてだ。

痛みなく走るためにはどうしたらいいか、どこかに答えを書いていたかもしれない。

ひどく痛んだ日、痛みがなかった日、途中からやたらと痛んだ日。

結論、痛い。反省する。翌日また痛い。どの記事を読んでもだいたいこんな感じ。答えなんてどこにも書いてないじゃないか!(笑)

正しい体の使い方を身につけるのは本当に難しい。

そりゃそうだよね。誰かに教わってできるんなら、世界中みんな達人の領域にいるはず。自分でつかむ以外に方法はない。

だから僕も痛みが出なくなるまで、試行錯誤を繰り返すしかないんだ。

さぁ、今日も走りに行こうか。

現場にしか落ちてない答えがある

痛みはPCの前で出るんじゃない、ランニングコースで出るんだ!

僕はワラーチを履いて玄関を出た。

灰色の雲が空を覆う。北陸で大雪を降らせた雪雲の名残り。冷たい空気がゆっくりと矢田川を流れていた。

強い決意を胸に走り出す。

「今日、絶対に痛みの原因を見つけ出す」

攻略メモ:フォームをバラして、当たりを引く

作戦はこうだ。

  • 走りを一から分解して、筋肉がどこで違和感を出すか確認する
  • 違和感が出たら、そこにつながる動きを変えてみる
  • 違和感がなくなるまで試行錯誤を続ける

――ルールは単純。あとはこの作戦を回すだけ。

まずは足踏みから。

着地したらアキレス腱をグイッと伸ばす。ふくらはぎ周辺を使わないように意識する。ここまでは大丈夫。つるような感覚は出ない。

次は前へと進む。

いつもはここでヒラメ筋がビキッと悲鳴をあげる。アキレス腱を伸ばすまではOK。

脚を前に出す動きへ。

もしかして、今日も結局「よく分からん」で終わるのか?またフォーム迷子か?

速度を落とすと、犯人が浮かび上がる

限界までゆっくりと走ってみよう。

筋肉をどう動かしているのか分解してみる。

すると、違和感の正体が見えてきた。

前へ前へ行こうとするクセがあるんだよね。その時、ふくらはぎからアキレス腱にかけての筋肉を思いっ切り使っていた。

では、どうすればこの動きを改善できるのか?

………あれ、もしかして?………前に一度やったことがあるような。

記憶の引き出しに、変な名前がついていた

なんと、答えをブログに書いてたんだよ。

4ヶ月ほど前、「ゼログラビティー歩行」という謎の名前まで付けていた。

やり方は簡単。

マイケル・ジャクソンみたいに体全体を前に倒すだけ。そうすれば、脚が勝手に前へ出て、力を入れなくても自然と進んでいくというもの。

そうか、これだったのか。ホッとするような拍子抜けするような。知ってる動きならいつでもできる。

体を前に倒して走り出した。

ヒラメ筋が突っ張るような感覚は消えていた。自然とアキレス腱が伸びて衝撃は吸収される。いや、これは吸収ではないね。前への推進力に変わっている。

ラスボスの弱点、見つけた

ワラーチランニングの走り方、見つけたぞ!!

「ゼログラビティー走法」とでも名付けよう。たぶん、そう呼ぶのは僕一人だけだろうけど(笑)

負荷的にはいつものジョグぐらいだと思っていた。でも、ガーミンを見るとちょっとだけ速く走れている。

僕は思わず両手を天に突き上げていた。まるでロッキーが階段を駆け上がり、朝日の昇る街へガッツポーズするように。もちろん、あのテーマ曲が頭に鳴り響いていた。

あとは、同じ勝ち筋を反復するだけ

ワラーチランニングのダンジョンに巣食うラスボスとの戦いは、クライマックスに差し掛かったようだ。

あとはひたすら戦うだけ。

すなわち、粘り強くこの走り方を続ければいいだけのこと。ラスボスを倒してシン・ランナーに生まれ変わる日は近い。

ゼログラビティー=脚を無理に前へ出さない。重心を前に預ければ、脚が勝手に出る。

こないだのブログで「答えはすぐ近くにある」という意味のことを書いていた。

まさしくその通りだったね。僕はすでに答えを知っていたんだ。

暗雲の中から一筋の光が差し、天使が舞い降りてきたような気分になった。

つづく。

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