ずっと心の片隅にあった「バスクシャツでランニングしてみたい」という夢。
普段はおしゃれな街歩き用として大活躍するバスクシャツを、スポーツの場に持ち込むのは無謀だと思っていた。
けれど、その挑戦心を抑えきれなかったんだ。
だって、バスクシャツには独特の魅力がある。
リゾートっぽい軽やかで爽やかな印象に加えて、短パンとの相性もバッチリ、スラックスとも自然に合う万能選手。それを、ランニングでも活かせたら最高だと思わない?

バスクシャツって運動には向いてないんだよね
でも現実はそう甘くない。
バスクシャツは目の詰まった綿の生地で作られていて、分厚くてゴワゴワ。
肩周りも突っ張り、動きを制限される感じがあって、正直言って運動には全く向いていない。汗を吸って重くなるし、風通しも良くない。
だからこそ、「ランニングには無理だろう」と心のどこかで決めつけていたんだ。
それでも、あきらめきれなかった。
街歩きとランニングの壁を取り払えたら、日常の中にもっと自由なジョギングを取り入れられる。カフェで一息ついて、そのままランニングに出られるなんて、考えるだけで心が弾むよね。

BRINGが夢を叶えてくれた
そんなふわふわした夢を抱えつつ栄を歩いていたある日、運命の出会いが訪れた。
好日山荘のレジ前にひっそりと置かれていたのは、なんとポリエステル素材でありながら、見た目も肌触りもまるで本物のバスクシャツそのものの速乾型バスクシャツ。
「BRING」というメーカーが作った「DRYCOTTONY バスクシャツ」だった。
手に取ってみると、まさに本家セントジェームスを彷彿とさせるゴワゴワした生地感。でも少し薄手で、動かすと柔らかくストレッチが効く感じがする。
それだけでもワクワクしてきたのに、「古着などのサステナブルな素材を使用」とのタグを見てさらに気持ちが高まった。
これが夢を叶える鍵かもしれない。ちょっと興奮してレジに急いだのは言うまでもないよね。

バスクシャツでランニング、爽やかだね
そして、ついに今日。BRINGのバスクシャツを着て、矢田川河川敷で走ってきた。
まず最初に感じたのは「肩周りが突っ張らない」という安心感。これは大きなポイントだ。
ボートネック特有の首周りが挟まれるような感触はあるけど、これは愛嬌だと受け入れるしかない。走り出すと、ゆったりとしたサイズ感が心地良く、裾から風がスッと通り抜けていく。

汗を吸わないから軽やか
ビルのガラスに映る自分の姿を見て思わずニンマリ。
見た目は軽やかリゾートスタイルなのに、中身はしっかりランナー魂。新しいランニングスタイルを感じたよね。
本家バスクシャツなら、汗とともにズッシリ重くなって「重ね着でもしてた?」と錯覚するけど、このポリエステル君は違う。
まるで汗を無視して生きているかのようなドライ感。これならいくら走っても、服が重くなるどころか、むしろ軽やかにランニングが続けられる。
空気とともに舞っているような感覚。本気のランナーが見たら嫉妬するかもしれない(ガンガン抜かれてたけどね笑)。そんな軽さとサラサラ感が心地よい。

下にコンプレッションウェアを着たい
ただ、1時間以上走ったところで気づいたのは「乳首が痛い…」という問題。
ゆったり目のシャツならではの擦れだね。
でも、これもインナーにコンプレッションウェアを重ねれば解決する問題。実際、真冬にはコンプレッションと組み合わせれば防寒もバッチリだ。
ランナーらしさを脱ぎ捨てる
このシャツの良さは「ランナーらしさを脱ぎ捨てる」ことにある。
まるで買い物帰りにふと走り出した人、そんな風に自然と街に溶け込めるスタイルだ。これからは気兼ねなくカフェにも立ち寄れるし、食べ歩きランも楽しめそう。
夢に描いた「バスクシャツでランニング」の時代が、ついにやってきた気がするよ。





