黄砂に吹かれて、走り出す春──ランニング中だけ花粉症が消える謎を追って

2025-03-28 /

白くもやる空。

顔に当たる空気が、妙にざらついてる。

うっすら汗ばんだ頬をなでる暖かな風。

こんな日のランニング中に聞こえる歌は、もちろんこれしかない。

工藤静香「黄砂に吹かれて」──。

どこか遠い記憶と、いま目の前に広がる黄砂で霞む景色が、重なってしまう。

忘れたくて忘れた、なくしたくてなくした、あの春の恋……じゃなくて、目と鼻と喉の平和です(切実)

黄砂と花粉の中を走るとどうなるのか?

遠く大陸の彼方からやってくる黄砂。

花粉の季節と手を取り合って、僕の粘膜たちを全力で攻撃してくる。

さて、こんな日でもランナーは元気よく玄関を飛び出す。

この「攻撃的な空気」を全身で浴びたとき、果たして人間の体はどう反応するのか

体験レポート in 大曽根、発進。

晴れの日を返してくれ!

大曽根の街の空を見上げる。

うん、晴れてはいる。

煙の中にいたような昨日よりは、まだマシ。

けど、陽の光は、ちょっとしか地上に届いていない。

空が霞んで、まるで薄いフィルターがかかったような景色。

「春の晴れ間を台無しにして、どういうつもりだい?」

と、黄砂に文句を言ってみるが──

返事なんてあるわけないよね(笑)

走り始めは喉がザラっと

少し走り出すと、喉が反応を始める。

奥の方で、ザラッとするあの感触。

不快……だけど、走るのをやめるほどではない。

走るうちに体が潤い、その感覚は薄れていった。

なぜ?走ってる時は何も起きない

目的地は、いつもの矢田川

この季節、家を出た瞬間から目は真っ赤、くしゃみは止まらず、鼻水はエンドレス。マスク、目薬、鼻炎薬、三種の神器は肌身離せない。

でも、走ってるときだけは……なぜか、何も起こらない。

走り始めに喉がちょっとザラザラするだけ。

それも数分後には消えている。

「これはもしや……ランニング中だけ花粉症が出ない体質なのでは?」

💡すごい発見(仮)

「ずっと走り続けていれば、花粉症出ない説」

マジで検証したい。

誰か一緒に一日中ランニングしてくれる、やさしい人、いますか?いないよね。

「走りたい」って言う人は砂の数よりいるのにね(笑)

川沿いの景色を眺めながら、ベンチでひと休み。

──その瞬間。

鼻水がツー……。くしゃみが連発。目がかゆい、シパシパする。

「え、さっきまで全然大丈夫だったじゃん!?なんで?なんで?なんで???」

で、また走り出す。ぐいっとスピードを上げて、息が上がるくらいに負荷をかける。

すると──症状は消える。

さっきのツラさが、嘘みたいに。

ほんとになんで?花粉、どこ行った?僕のスピードについて来られないのか(んなわけない)

🔬ここで調べてみた。

人間の体って、「リラックス」「緊張(戦闘モード)」の2パターンがあるんだって。

リラックスしてるときは余裕があって、花粉を体から追い出そうと反応する。

でもランニング中って、体は戦闘モードに入ってて「花粉なんか構ってる場合じゃねぇ!」になる。

だから、症状が出ない。

というわけで、休憩してリラックスしたとたんにツーっと鼻水が垂れるんだ。

体って……不思議だよね。

わかってるつもりでも、実は全然わかってない。

隠してるつもりでも、隠れてない。

走り終えたらまたムズムズ…でも爽快!

シャワーを浴びて、鼻炎薬を飲んで、目薬をさして、今こうしてこの記事を書いている。

目は赤いし、鼻はムズムズする。

けど、なんだか爽快な気分だね。

花粉症に翻弄されたって、黄砂に吹かれたって、僕は走って、生きている。

「うそつき、うそつき、うそつき」──

このブログもそう呼ばれないように、ちゃんと本音で書いていこう(笑)

ほんのり苦くて、どこか懐かしい春の空気とともに。

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