
「値段が倍? だったら自分でやればいいじゃない!」
スーパーでシメサバのコーナーをながめていた僕は、ふとした違和感に気づいた。
普通のシメサバと、すでにあぶられているシメサバ。
その値段の差はなんと倍。
「あぶるだけでこんなに違うのか?」と、心の中で小さな革命が起きた瞬間だった。
そのとき、ふと思い出したのが最近買ったSOTOの「マイクロトーチ」。
燻製チップに火をつける用に買ったものの、もっと活用方法があるんじゃないかと感じていたアイテムなんだよね。
ここで僕の人生に、「あぶり革命」を起こしてみようと思ったわけ。
青い炎の威力を確かめる


SOTOのトーチは手に持つとしっくりくるコンパクトサイズ。
スイッチをカチッと押すと2センチほどの青い炎が噴き出し、「これで食材をあぶるのか…」とちょっとした科学実験気分に。
早速、スーパーで買ってきた普通のシメサバをお皿に並べた。
「これをあぶったら、あの値段が倍のシメサバに匹敵する美味しさになるのか?」
期待と不安が入り混じる中、トーチを点火。
炎を皮に当てると、数秒後にはチリチリと焦げる音が。
漂ってくる香ばしい匂いが、「お高めの居酒屋で出してくれるやつだ!絶対に美味しいに決まってる」と確信させてくれた。
チマチマとの闘い


しかし、現実は甘くなかった。
トーチの炎が小さいせいで、一度にあぶれる範囲は直径1センチに満たない程度。
シメサバ1枚をあぶるだけで、上下にトーチを動かしながら10秒ほどかかる。
僕の頭の中には、豪快に何枚ものシメサバが一気にあぶられる絵が浮かんでいたのに…実際には地味で根気のいる作業だった。
それでも1枚ずつていねいあぶり続け、ようやく全てのシメサバが香ばしい姿に変身。
試食すると、皮が焦げたことで脂が際立ち、普通のシメサバがまるで高級料理のような深い味わいに。
味変はエンタメとしてアリ

シメサバだけで満足せず、次はブリの刺身をあぶってみることに。
脂の乗った皮が香ばしく焼き上がり、一口で刺身とお肉のようなあぶりの二つの味わいを楽しめる。
これも美味しい!けど…やっぱりチマチマ作業がつきまとう。
正直なところ、普段使いで大量にあぶるには手間がかかりすぎる。
でも、食卓で「ちょっとだけ、あぶってみるか」といったエンターテイメント感覚で楽しむ分には、このトーチは「アリ」だと思う。
もっとブオーって、あぶりたいんだ!

今回の実験で分かったのは、「青い炎の力は侮れないけれど、もっと火力が欲しい!」ということ。
あぶる専用の強力なバーナーが欲しくなったのが正直な感想。
でも、SOTOのマイクロトーチはコンパクトで扱いやすいので、用途を見極めれば十分楽しめるアイテムだね。
そして、何より大事なのはこの挑戦自体が楽しかったこと。
いつものシメサバが特別な一品に変わる瞬間、その香り、味わい。
これがランニングと同じく、ちょっとした工夫と努力で「いつもの日常」が「新しい冒険」になる瞬間だと思う。
さあ、次の冒険へ!

マイクロトーチを使ったシメサバのあぶりは、想像以上に美味しかった。
そして、それ以上に、自分で作る楽しさを発見できたのが何よりの収穫。
次は火力の強いバーナーを手に入れて、もっと豪快に、あぶってみたいんだよね。





