分かっちゃったんだよね。ランニングって、足の指が大事だって。
島ぞうりを履くと、翼が生えたように体が軽くなる。
僕の親指と小指は、細いシューズに長年押し込められて曲がっていた。そのせいで踏ん張りが効かず、力がスッと逃げてスピードに変わらなかったんだ。
理由がわかった僕は、改善に向けて動き出した。
とりあえず手っ取り早く、アマゾン神から「三種の神器」を授かることに。
まずは指に“新しい余白”を作る

まず手にしたのは、足指をまっすぐに矯正してくれるサポーター2種類。
長時間着けていられるように、柔らかなシリコン製のものを選んだ。
親指用の「母趾セパレーター」と小指用の「小趾セパレーター」、それぞれアマゾンで990円ずつ。
届いたサポーターは、簡単なビニール袋の包装。うん、足指にはめるサポーターだからそんなに大きくないからね。
中を開けると、外反母趾と内反小趾のチェック用紙が入っていた。


足に当ててチェックしてみると、外反母趾が軽度、内反小趾が中度の判定だった。
走りに直結する外反母趾があまりひどくなくて、ちょっとだけホッとしたね。
触った瞬間、ワラビ餅だった

サポーターを手に取る。
シリコンのサポーターは、例えるならワラビ餅のような柔らかな感触。
「こんなグニュグニュで、矯正できるの?」なんて一瞬、不安がよぎる。
まずは、外反母趾矯正用を親指と人差し指にはめてみた。
柔らかな素材だから、指にはめるバンド部分が千切れないか心配に。
はめてみると、モチっとした感触が肌にやさしいね。指の間にある菱形の厚い部分が、親指と人差し指の間をグッと広げてくれる。
寝ていた小指が起き上がる

次は内反小趾用を小指と薬指に。
こちらは、間の厚みが少なくて、本当に広がっているのか不安になるくらい。
着けてない方の足と見比べてみる。完全に寝ていた小指が、45度くらいの角度まで戻っていた。効果が期待できそう。
両方の足をはめ終えた。
指の間が広がって気持ちいいんだよね。5本の指をグーにしてみると、さらに気持ちいい。
親指と小指がまっすぐに曲がるって感覚、もしかして初めて味わうのかも。なんか、楽しくてずっとグーパーやってたよ(笑)
違和感は“伸び代”のサイン

歩いてみると、さらに新しい感覚があった。
親指が突っかい棒みたいになってる。
まっすぐに曲がるという、慣れない動きについていけてないみたい。この違和感が伸び代だと思うと、なんかワクワクが止まらないんだよね(笑)
最後の神器は、日常の中で続けるため

3つ目の神器は、足の指を圧迫しないシューズ。
アルトラのローンピーク9+を選んだ。ここ最近のシューズ選びは、もはやアルトラの「一強」である。
アルトラは裸足感覚に近づけるように、トゥーボックスをめちゃくちゃ広く設計してるシューズメーカー。そこにプラスしてワイドサイズを選んだ。

だから、シューズの中で指をいくら動かしてもOK。矯正用のサポーターを着けていても圧迫感がないのがうれしいね。
なんだかんだ言っても、仕事中が一番長くシューズを履いている。だから、仕事でも違和感のない黒を選んでおいた。これで、ずっと足の指はまっすぐに矯正されるってわけだ。
自分の体を100%使いこなせ
そして、こう思う。
僕が欲しいのはスピードじゃない。「体の機能を100%使いたい」っていう実感だ。速さは、その後についてくればいい。
さぁ、足の指がまっすぐになるのは何ヶ月後か?
その先に見える景色は何なのか?
僕の裸足革命はまだ始まったばかり。





